１１日のニューヨーク外国為替市場は、日銀が長期金利の変動を抑える対応策に踏み切らなかったと受け止められたことなどを受けてドルが売られ、円は一時、１ドル９５円台半ばまで上昇するなど大幅に値上がりしています。

日銀は金融緩和の効果を一段と高めるため、金融機関が企業向けの貸し出しを増やした分について、低い金利で資金を供給する新しい制度を始めることになり、第１回目となる今月の貸出額は７０の金融機関に対して３兆円を超える見通しです。

日本と韓国の関係改善が課題となるなか、日韓の経済界の代表が１１日、仙台市で会談し、政治問題と経済を切り離して民間レベルでの協力を強化していくことで一致しました。

ＡＮＡホールディングスが、マレーシアの航空会社エアアジアとの合弁を解消する方針を固めたことについて、エアアジアは、合弁解消の方向であることを事実上認めたうえで、日本での新たな提携先を探す可能性を示しました。

１１日の東京外国為替市場は、日銀が金融政策決定会合で長期金利の変動を抑える対応策に踏み切らなかったと受け止められたことから、ドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は値上がりしました。

格安航空会社の「ジェットスター・ジャパン」が、中四国の国内線で初めて、松山空港と成田空港を結ぶ定期便の運航を１１日から始めました。

ソニーは、年末商戦に向けて発売を予定している新型のゲーム機「プレイステーション４」を初めて公開し、販売価格を３９９ドル（日本円にしておよそ３万９０００円）とすると発表しました。

政府は、成長戦略の一環として日本を訪れる外国人観光客を増やすため、経済成長が進むタイやマレーシアなど東南アジアからの観光客にビザを発給する要件を緩和することを決めました。

新しい天然ガス、シェールガスについて、アメリカの政府機関は、各国の埋蔵分がすべて開発されれば世界全体の天然ガスの量は今のおよそ１．５倍に増えるという推計を発表しました。

１１日の東京株式市場は、日銀の金融政策決定会合で長期金利の変動を抑える対応策に踏み切らなかったと受け止められたことで、午後に入って売り注文が増えて、株価は値下がりしています。