アメリカの携帯電話第３位スプリント・ネクステルの子会社を巡ってスプリントと争奪戦を繰り広げていたアメリカの衛星放送大手ディッシュ・ネットワークは、２６日、買収提案を撤回すると発表し、スプリント本体の買収を計画しているソフトバンクにとって追い風になりそうです。

アメリカのＩＴ企業、マイクロソフトは、パソコンやタブレット端末向けの基本ソフト「ウィンドウズ」の最新版を公開し、利用者の声に応えて、スタートボタンの機能を復活させたほか、３次元の立体物を作り出す３Ｄプリンターとの連携強化を打ち出しました。

「三井住友信託銀行」と「日本生命」は、再来年にもインドに設立される新銀行に出資して、経済成長が続くインドで投資信託や生命保険の販売拡大を目指すことになりました。

アメリカのことし１月から３月のＧＤＰ＝国内総生産の確定値がまとまり、個人消費や設備投資の伸びがこれまでよりも低下し、年率に換算した実質のＧＤＰの伸び率は、０．６ポイント下向きに修正され、１．８％の小幅なプラス成長になりました。

２６日の東京外国為替市場は、アメリカの景気回復への期待からドルが買われましたが、午後になってドル売り円買いの動きも出て、円相場は小幅な値動きとなりました。

北陸電力の株主総会が富山市で開かれ、久和進社長が、石川県の志賀原子力発電所の再稼働に改めて理解を求めたのに対し、株主から再稼働しないよう求める意見が相次ぎました。

中部電力の株主総会が名古屋市で開かれ、会社側が浜岡原子力発電所の運転再開に理解を求めたのに対し、株主からは運転再開に反対する意見が相次ぎました。

東京電力の株主総会では、原発からの撤退を訴えている株主のグループが原発の廃炉などを求める議案を提案しましたが、反対多数で否決されました。

２６日の東京株式市場は、中国の上海市場で株価の下落が続いていることを受けて、リスクを避けようという売り注文が広がり、株価は値下がりしました。

東北電力の株主総会が、２６日、仙台市で開かれ、収支の悪化に対応するため、３３００億円余りの積立金を全額取り崩す議案は可決されましたが、原発の廃炉を求める株主提案は否決されました。