大手電機メーカーのパナソニックは、電機製品に広く使われている「回路基板」と呼ばれる電子部品について、収益を改善するため、今年度中に群馬県と三重県にある２つの工場での生産を打ち切り、生産を海外に移す方針です。

暑さで食欲が落ちる夏に売れ行きが伸びるというサンドイッチ。コンビニエンスストア各社は、カロリーを大幅に減らしたものや、１個ずつ売る少量タイプのものなど、工夫を凝らした商品で、暑さの中でも商機を見いだそうと力を入れています。

１４日の東京株式市場は、ヨーロッパ経済への懸念がいくぶん後退して円安が進んだことを受けて幅広い銘柄に買い注文が出て、日経平均株価は値上がりし、６営業日ぶりに１万４０００円台を回復しました。

来年４月に消費税が引き上げられることを見越して、子ども用品の売り場でも例年より半年早く学習机の販売が始まるなど、駆け込み需要に備えた動きが広がっています。

この夏の国内旅行は、東日本大震災で被害を受けた施設の修復が進んでいることなどから東北地方の人気が高く、旅行会社の中には、東北向けの予約者の数が震災前を上回るところも出るなど、この方面の観光が回復を見せています。

アメリカの個人消費の動きを示す重要な指標として注目される先月＝７月の小売業の売上高が発表され、前の月に比べて０．２％増えました。ほぼ市場の予想どおりの結果ですが、これまで好調だった自動車販売がマイナスに転じたため、増加の幅は小幅で、改善の勢いは緩やかな結果になりました。

１３日の東京株式市場は、外国為替市場で円安が進んだことなどから、輸出関連を中心に幅広い銘柄に買い注文が出て、株価は値上がりしました。

働き盛りの３０代や４０代で「仕事にやりがいを感じられない」という人が半数近くに上り、ほかの世代より割合が高いことが東京の社団法人の調査で分かりました。「収入の伸び悩みなどがやりがいの低下につながっている」と分析しています。

内閣府によりますと、企業の設備投資の先行きを示す主な機械メーカーのことし６月の受注額は、変動の多い船舶と電力を除いて、前の月を２．７％下回る７７７４億円となり、２か月ぶりに減少しました。

週明けの東京株式市場は、お盆休みの影響で、１日の出来高がことし最低となるなか、ＧＤＰ＝国内総生産の内容が市場の予想を下回るものだったとして売り注文が広がり、株価は値下がりしました。