「住友生命保険」は、税金の滞納などで保険契約を差し押さえられた３万人余りの住所や電話番号などの個人情報を、債権者である国や地方自治体などに不適切に開示していたと発表しました。

２２日の東京株式市場は、売り買いが交錯し、日経平均株価は小幅な値動きになっています。

アメリカの中央銀行に当たるＦＲＢ＝連邦準備制度理事会は、先月行われた金融政策の会合の議事録を公開し、量的緩和の縮小について、年内に開始する可能性を示したバーナンキ議長の考え方にほとんどの参加者が賛成したものの、具体的な時期については方向性が示されていなかったことが分かりました。

ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の１９回目の交渉会合が、２２日からブルネイで始まり、閣僚らによる会合と並行して、交渉が難航している関税撤廃を巡る協議など１０の作業部会が開かれます。

中国経済の先行きを不安視する声が出るなか、中国政府の経済政策の担当者は、景気の減速には歯止めがかかりつつあり、ことし後半にかけて安定した成長を維持するという見方を示しました。

スマートフォン向けの無料通話のアプリで、利用者を急速に増やしている「ＬＩＮＥ」は、ことし秋をめどに、新たにインターネットの通信販売に参入することになり、この分野を巡る競争が、一段と激しくなることが予想されます。

先月の全国のスーパーの売り上げは、中旬から下旬にかけて東日本を中心に雷雨の日が多く来店客が伸び悩んだことなどから、２か月ぶりに前の年の同じ月を下回りました。

日本郵政グループのゆうちょ銀行で、２０日からホームページが表示できないなどのトラブルが起きていましたが、これまでにほぼ復旧し、インターネットを使った口座振り込みなどのサービスも利用できるようになりました。

今週のレギュラーガソリンの全国平均の小売価格は先週と変わらず、１リットル当たり１６０．２円でした。値上がりは、７週間ぶりに止まりましたが、依然、１６０円台と平成２０年１０月以来、およそ４年１０か月ぶりの高い水準が続いています。

先月、国内で出荷されたエアコンの台数は、月の前半に猛烈な暑さとなったことなどから、７月としてはこれまでで最も多くなったことが分かりました。