ハンガリーを訪れている岸田外務大臣は、マルトニー外相と会談し、ハンガリーへの日本企業の進出をさらに促進するため、経済を中心に幅広い分野で関係強化を図っていくことで一致しました。

ブルネイで開かれているＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の交渉会合で、日本は企業の海外進出を促すため、進出先での急な制度変更などで損害を被った場合、企業が国際的な仲裁機関に訴えることができる仕組みの導入を求めていくことにしています。

今月２６日、消費税率の引き上げを巡って、麻生副総理兼財務大臣や日銀の黒田総裁らが、各種団体の代表やエコノミストなどから、集中的に意見を聞く会合が始まります。

２３日の東京外国為替市場は、アメリカの金融緩和が来月にも縮小されるという見方が広がってドルが買われ、円相場は値下がりしました。

京都に本社がある大手寝具メーカーの「京都西川」は販売しているタオルケットに表示と異なる素材を使っていたとして、商品を回収して交換することにしています。

２２日のニューヨーク外国為替市場は、アメリカの長期金利が上昇したことからドルを買って円を売る動きが出て、円相場は、１ドル＝９８円台後半まで値下がりしました。

東京証券取引所は、海外の機関投資家などの間で広がっている自動的に大量の株式を売買するいわゆる「超高速取り引き」で、システムに不具合が起きれば市場全体に混乱が広がるおそれがあることから、証券会社と協力してトラブルを二重にチェックする新たな対策を導入する方針を固めました。

ブルネイで開かれているＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の担当閣僚の会合は、２３日、２日目を迎え、日本側は、年内の妥結に向けて交渉を加速させることなどを盛り込んだ共同声明を出す方向で各国と調整を進めたいとしています。

ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の参加国の担当閣僚による会合に出席したメキシコのグアハルド経済相は会合のあとの２２日夜、記者団に対し「日本は各国が目標とする交渉のスケジュールに従わなければならない」と述べ、農産物の関税などの扱いで日本がかたくなな姿勢を続けることで交渉が遅れてはならないとして柔軟な対応を求めました。

２２日の東京外国為替市場は、アメリカの長期金利が上昇していることからドルを買う動きが広がり、円相場は１ドル＝９８円台前半で取り引きされました。