インドネシアで開かれていたＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合は、最終日の協議を終え、８日開かれる首脳会合に提出する報告書を取りまとめるとともに、年内の交渉妥結に向けて、協議を進めていくことで一致しました。

インドネシアで開かれているＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合は、６日最終日を迎え、８日に開かれる首脳会合での大筋合意に向けて、年内の交渉妥結を目指す決意をどう報告書に盛り込むか、詰めの協議が行われています。

２０２０年のオリンピックとパラリンピックの開催をにらんで、東京都は、多くの観光客が乗船する大型クルーズ船が停泊できるふ頭を東京港に新たに整備する方針を固めました。

日本とロシアの企業関係者らを集めた会合が５日に外務省で開かれ、ロシア側からは、エネルギー開発やインフラ整備などの幅広い分野で、日本の積極的な投資を期待する声が相次ぎました。

アメリカで与野党の対立から政府機関の一部が閉鎖された影響で、ＥＵ＝ヨーロッパ連合との間で来週開かれることになっていた自由貿易協定の締結を目指す交渉が、急きょ延期され、今後の交渉スケジュールに影響が出ることも予想されます。

来年４月の消費税率の引き上げに備え、企業向けの大規模な減税措置が決まったことを受けて、経済産業省は今後も景気の回復を続けるには企業の取り組みが欠かせないとして、経済界に対し、異例の賃上げ要請を行うことになりました。

ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定を巡って、アメリカのオバマ大統領が、みずから議長を務める予定だった首脳会合を欠席することから、政府内では年内妥結を目指す今後の交渉に影響が出かねないという見方が出ています。

８日、ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定を巡り、インドネシアのバリ島で、首脳会合が開かれます。日本から安倍総理大臣も出席する予定で、年内の交渉妥結に向けた道筋がつけられるかどうかが焦点ですが、アメリカのオバマ大統領が欠席することになり、先行きは不透明となっています。（主な予定）。▽７日（月）自民党・野田税調会長講演（名古屋）。▽８日（火）「物価連動国債」５年ぶりに入札、政府税制調査会。▽９日（水）日銀中曽副総裁会見（松江市）。▽１０日（木）ファーストリテイリング、決算発表、Ｇ２０＝主要２０か国財務相・中央銀行総裁会議（ワシントン）。

来年春に増える羽田空港の国際線発着枠が全日空に多く配分されたことについて、日本航空の植木義晴社長は記者会見で、「決定プロセスが不透明だ」として、国土交通省に対して配分のやり直しを求めたことを明らかにしました。

政府の規制改革会議は、４日の会合で、改正労働者派遣法で原則禁止されている３０日以内の日雇い派遣について、抜本的な見直しを求める意見書を取りまとめ、厚生労働省に対し、労働者派遣制度に反映させるよう求めることになりました。