東日本大震災で被災した岩手県の陸前高田市のブランド米「たかたのゆめ」を全国にＰＲしようと、１８日、東京のオフィス街にある農園で稲刈りが行われました。

みずほ銀行が信販会社を通じた提携ローンで暴力団員らに融資していた問題について、茂木経済産業大臣は１８日の閣議のあとの会見で、信販業界に対して、反社会的勢力への融資を未然に防ぐ対策の強化を求めていく考えを示しました。

アメリカで政府機関の一部閉鎖が解除されたことを受けて、発表が延期になっていたアメリカの重要な経済指標のひとつ、先月の雇用統計が、当初の予定よりも大幅に遅れ来週２２日に発表されることになりました。

今週のレギュラーガソリンの小売価格は、石油の元売り各社が、卸売価格を値上げしたことから５週間ぶりに値上がりし、全国平均で１リットル当たり１５９．６円となりました。

１７日のヨーロッパの株式市場は、アメリカ政府の債務不履行は回避されると予想されていたとして買い注文の材料にはならず、このところ値上がりしていた株式を売る動きが出て、各地で株価は小幅に値下がりしました。

トヨタ自動車の豊田章男社長は、１７日に開かれた政府、経済界、労働界の代表による会議のあと、記者団に対し、来年の春闘に関して「業績が上がれば、まずは税金を払って社会に貢献する。それから従業員にも還元していくことは当然のことだ」と述べました。その一方、従業員の基本給を一律に引き上げる、いわゆる「ベースアップ」について、豊田社長は「時期が来れば労働組合から依頼が来ると思うので、そのときに考えたい」と述べました。

今月末で２期６年の任期を終えて退任する日本商工会議所の岡村会頭は１７日、最後の会見を開き、政府は、引き続き、企業に勤める人のおよそ７０％が働く中小企業への対策に力を入れるべきだという考えを強調しました。

食品大手の味の素は、このところの円安で原料となるかつお節の仕入れコストが上昇していることなどから、家庭用の風味調味料「ほんだし」を２３年ぶりに値上げすると発表しました。

１７日の東京株式市場は、アメリカの財政問題で政府の債務不履行が回避されたことから幅広い銘柄に買い注文が出て株価は値上がりしています。

アメリカ政府の資金がほぼ底をつく１７日まであと１日に迫り、１６日のニューヨーク株式市場では、政府の借金の上限を引き上げる問題で与野党の妥協案がまとまるのではないかという期待から、ダウ平均株価は２００ドル以上上昇しました。