３日のニューヨーク株式市場は、アメリカの景気の先行きへの不安から値上がりしてきた株式を売却する動きが相次ぎ、ダウ平均株価は９０ドル以上値下がりして取り引きを終えました。

反政府デモが続く、タイの首都バンコクと仙台とを結ぶ初めての定期便が３日夜、デモの影響もなく無事就航し、このところ、日本を訪れる旅行者が急増しているタイから東北の各地を訪れる観光客の増加が期待されています。

来年４月の消費税率の引き上げに備えて策定する「経済対策」の規模について政府は、５兆５０００億円とすることで最終的な調整を進めていることが分かりました。

ＷＴＯ＝世界貿易機関の閣僚会議が３日からインドネシアで始まり、開会式では難航している貿易自由化交渉で具体的な成果を求める意見が相次ぎました。

３日のロンドン外国為替市場は、東京外国為替市場で円相場が１ドル＝１０３円台に下落した流れを引き継いで円売りユーロ買いの動きも広がって、円相場は、一時、およそ５年２か月ぶりに１ユーロ＝１４０円台に値下がりしました。

国産農産物の消費を増やし、食料自給率を高めるのに優れた取り組みを行った企業や団体をたたえる「フード・アクション・ニッポンアワード」の表彰式が３日、都内で開かれ、ことしの大賞に日本のコメで作られたお茶が選ばれました。

ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の交渉を巡って、今月７日からシンガポールで閣僚会合が開かれるのを前に、全国の農家などが３日、都内で大規模な集会を開き、コメや麦など農産物の重要５項目を関税撤廃の例外とするとした国会などの決議を守るよう訴えました。

３日の東京株式市場は、外国為替市場で円安が一段と進んだことから、輸出関連の銘柄などに買い注文が広がり、日経平均株価の終値は１万５７４９円６６銭と、終値としてのことしの最高値を更新し、およそ６年ぶりの水準に値上がりしました。

利用の低迷で「エアアジア・ジャパン」から「バニラエア」に名前を変えて再出発する格安航空会社の新しい機体が成田空港に到着し、客室乗務員の制服や機内食もお披露目されました。

３日の東京外国為替市場は、アメリカの景気回復への期待からドル買い円売りの動きが出て、円相場は、およそ半年ぶりの円安ドル高水準となる１ドル＝１０３円台まで値下がりしています。市場関係者は「アメリカの製造業の景気判断が市場の予想を上回るなど指標の改善が続くなかで、アメリカの今の金融緩和が縮小される時期が早まるのではないかという見方も、ドル買いの要因となっている」と話しています。