アメリカの中央銀行に当たるＦＲＢ＝連邦準備制度理事会が今の量的緩和の縮小を決めたことで、金の先物市場から投資資金が流出するのではないかという見方が広がったことから、１９日のニューヨーク市場で金の先物価格は大幅な値下がりとなり、半年ぶりに１オンス＝１２００ドルを下回りました。

政府は、景気の回復傾向や円安を背景に、全国の消費者物価指数が５か月連続で上昇していることなどを踏まえて今月の月例経済報告では、物価に対する判断を見直して４年２か月ぶりに「デフレ」という文言をなくすことになりました。

アフリカへの日本企業の投資を促すための方策について、関係省庁と民間企業が意見を交わす「官民円卓会議」の初会合が開かれ、企業側から、投資リスクを抑えるため、各国との投資協定の締結を急ぐよう求める意見が出されました。

カネボウ化粧品は、肌がまだらに白くなる症状が出たとして自主回収している化粧品の試供品が今月、大阪市内のドラッグストアで６人の客に配られていたことを明らかにしました。

ＪＲ東海の山田佳臣社長は１９日の記者会見で、現在、最高時速２７０キロで運転している東海道新幹線をさらにスピードアップするための走行試験を進めていることを明らかにしました。

１９日の東京外国為替市場は、アメリカの量的緩和の縮小の決定を受けて、ドルを買って円を売る動きが強まり、円相場は一時１ドル＝１０４円台と、５年２か月ぶりの円安水準まで値下がりしました。

１９日の東京株式市場は、アメリカの順調な景気回復が確認できたとして、日経平均株価は終値でことしの最高値をつけ、およそ６年ぶりの水準に値上がりしました。

個人が保有する預金や株式などの金融資産は、景気回復やそれに伴う株価上昇などを反映して、ことし９月末時点で１５９８兆円と、過去２番目の高い水準になったことが分かりました。

１０年前に経営が破綻し、一時、国有化された栃木県の足利銀行を傘下に持つ足利ホールディングスが、１９日、東京証券取引所に株式を上場しました。

１９日の東京外国為替市場は、アメリカの量的緩和の縮小決定を受けてドルを買って円を売る動きが強まり、円相場は１ドル＝１０４円台と５年２か月ぶりの円安水準まで値下がりしています。