ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定を巡って、日米両政府は、今月下旬の日米首脳会談までの大筋合意を目指して、７日から事務レベルの協議を再開することにしていて、牛肉や豚肉の関税の取り扱いで妥協点を見いだせるかどうかが焦点です。

日本の農産物の輸出を強化するためＪＡ全農＝全国農業協同組合連合会がアメリカ西海岸のロサンゼルス近郊に開業する直営のレストランで、５日、地元の人たちを招いて試食会が行われました。

甘利経済再生担当大臣は東京都内で記者団に対し、日本とオーストラリアのＥＰＡ＝経済連携協定の交渉をまとめることで、難航するＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の日米交渉の加速につなげたいという考えを示しました。

日本とオーストラリアのＥＰＡ＝経済連携協定の交渉で、林農林水産大臣は５日、オーストラリアの担当閣僚と会談しました。焦点になっている日本の輸入牛肉への関税引き下げについては一定の歩み寄りがあったものの課題も残っているため、両国は大筋妥結を目指して６日も詰めの協議を行うことにしています。

日本とオーストラリアのＥＰＡ＝経済連携協定の交渉で、林農林水産大臣とオーストラリアの担当閣僚の会談が５日始まりました。７日行われる日豪の首脳会談での大筋妥結を目指して、焦点になっている日本が輸入牛肉にかけている関税の引き下げについて、詰めの協議が行われているとみられます。

企業のことしの夏のボーナスは、業績の改善に伴って賃金を引き上げる動きが広がった結果、１人当たりの支給額が平均で去年を１．４％、金額で５０００円上回り、２年連続で増加するという民間の予測がまとまりました。

中国版ツイッターと呼ばれるウェイボーの運営会社は４日、事業を拡大するために計画しているアメリカのナスダック市場への株式の上場について、株式の公募価格の目安を発表し、これを基にした時価総額は日本円でおよそ４０００億円となる見通しです。

４日のニューヨーク外国為替市場は、ニューヨーク株式市場で株価が大きく値下がりしたことを受けてドルを売って円を買う動きが出て、円相場は値上がりしました。

７日からの２日間、日銀の金融政策決定会合が開かれます。会合のあとには黒田総裁が記者会見します。駆け込み需要の反動で景気の先行きを警戒する見方が出るなか、会合の結果とともに、黒田総裁の発言も注目されています。▽７日（月）：２月の景気動向指数。▽８日（火）：２月の国際収支。１０日（木）：イオン決算ファーストリテイリング中間決算。１１日（金）：３月の企業物価指数。

先月３１日から開かれていた日本とＥＵ＝ヨーロッパ連合とのＥＰＡ＝経済連携協定の交渉会合が４日、終わりました。日本は輸入ワインの関税撤廃を、ＥＵは自動車部品の一部の関税撤廃を、それぞれ提案したリストを交換し、今後交渉を加速させていくことで一致しました。