「アサヒグループホールディングス」でサイバー攻撃によるシステム障害が続いている影響で、サントリーは、ことし12月に予定していた数量限定のビールの発売を中止すると発表しました。アサヒからの切り替えとみられる注文が増えていることから、会社では主力商品の供給を優先させることにしています。

経団連と、北海道の経済界の代表らが、札幌市内で意見を交わし、先端半導体の量産を目指すラピダスをはじめとして、道内に半導体産業の一大拠点を整備することは、経済安全保障の観点からも重要だとして、両者が連携して国への働きかけなどに取り組む方針を確認しました。

働く人に景気の実感を聞く9月の景気ウォッチャー調査は、住宅の販売や小売店の売り上げが堅調だったことで景気の現状を示す指数が5か月連続で改善しました。

アメリカの映画会社などでつくる業界団体は、動画生成AIの最新モデル、「Sora 2」によって加盟企業の権利を侵害した動画が急増したと指摘し、著作権を守る責任は開発者のオープンAIにあるとして速やかな対応を求めました。動画生成AIの開発が急速に進む中、著作権の保護が改めて課題となっています。

労働組合の中央組織、連合の定期大会で、芳野友子会長が続投し、3期目に入ることが決まりました。

8日の東京外国為替市場、円相場はドルに対して値下がりし、およそ7か月半ぶりに1ドル＝152円台の円安ドル高水準で取り引きされています。

アメリカのEV＝電気自動車メーカーの「テスラ」は、これまでより1割ほど価格を抑えたEVとしては低価格帯のモデルを発表しました。中国のメーカーなども低価格帯の車種の販売に力を入れていて、EVの価格競争が激しくなりそうです。

7日のニューヨーク外国為替市場では、円を売ってドルを買う動きが進み、円相場は一時、ことし2月中旬以来となる、1ドル＝152円台まで値下がりしました。投資家の間では自民党の高市総裁のもとで日銀が追加の利上げを進めにくくなるのではないかとの観測に加え、積極財政や減税が財政の悪化につながりかねないという警戒感が出ています。

7日の外国為替市場では、投資家の間で自民党の高市総裁のもと日銀が追加の利上げを進めにくくなるのではないかとの観測が広がったことなどから、円を売ってドルを買う動きが進み、円相場は一時、およそ半年ぶりに1ドル＝151円台まで値下がりしました。

7日のロンドン外国為替市場で、円相場は一時、1ドル＝151円台まで値下がりしました。これは、ことし3月下旬以来の円安ドル高水準です。自民党の高市総裁が緩和的な金融環境を重視し、日銀は追加の利上げを進めにくくなるという観測が広がっているほか、積極的な財政政策がとられるといった見方から、円を売る動きが進んでいます。