政府は今年度の補正予算案に基づき、自治体が「お米券」を配る場合、使用期限を設ける方針です。これについて鈴木農林水産大臣は、今の物価高に対応するためには早期に使ってもらうことが重要だという認識を示しました。

片山財務大臣は5日の閣議のあとの会見で、長期金利が18年ぶりの水準となる1.9％台まで上昇したことについて、具体的な動向にはコメントしないとしたうえで、「市場参加者との丁寧な対話を行い、適切な国債管理政策に努める」と述べました。

5日の債券市場では、日銀が段階的に利上げを続けるのではないかという見方などから長期金利の代表的な指標である10年ものの国債の利回りが1.94％まで上昇し、2007年7月以来、18年ぶりの高い水準となっています。

政府の備蓄米が消費者に届くのが遅れたことが課題となったことから、農林水産省は迅速に放出するため、備蓄米の一部として民間業者が保管しているコメを充てるよう、関連する法律を改正する方向で最終調整に入りました。

国内の航空路線の維持に向けた議論を進める国の有識者会議で、国土交通省が、一定の条件を満たせば航空会社間で便数やダイヤの調整ができるとする方向性を示すことが分かりました。

北海道電力が目指す泊原子力発電所3号機の再稼働について、北海道の鈴木知事は4日、現地を視察し、原発の安全対策を確認しました。今月12日の道議会の会期末までに正式に再稼働容認を判断するか注目されます。

高市総理大臣は自民党の小野寺税制調査会長と会談し、来年度の税制改正に向けた検討状況の報告を受けたうえで、税制は国民の生活に直結するものだとして、大綱の取りまとめに万全を期すよう指示しました。

鉄鋼や造船などの労働組合でつくる「基幹労連」は、来年の春闘での賃上げについて、ベースアップ相当分として月額1万5000円を要求する方針案を示しました。要求額は過去最高となったことしと同じで、物価高騰への対応や、人材の確保と定着がねらいです。

コーヒーを飲みすぎて、夜、なかなか眠れない。そんな経験ありませんか？それ、コーヒーに含まれるカフェインが原因かもしれません。コーヒーなどに含まれるカフェインには眠気を覚ますなどの効果がありますが、ついつい飲みすぎると逆に寝付けなくなることも。カフェインとうまくつきあうにはどうすればよいか。調べてみると、自分に合ったカフェインの量で飲みたいというニーズをとらえたビジネスが、広がりをみせていました。（大阪放送局 映像制作 加古梢）

関係者の間で、今後、コメの価格が下がるという見方が強まっています。向こう3か月の価格の見通しを示す指数は、先月、3か月連続で低下し、調査した団体はことしの収穫量が大幅に増える見込みとなっていることが主な要因だとみています。