世界の政財界のトップらが集まりスイスで開かれた「ダボス会議」が閉幕しました。世界経済の見通しに関する最後の議論でも、トランプ大統領の政策による影響などが焦点となりました。

中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたなどと週刊誌で報じられた問題で、フジテレビがコマーシャルを見合わせ、公益社団法人の広告に差し替えている企業に対し、代理店を通じて今月分の広告料金を請求しない方針を示していることがわかりました。

追加利上げに動いた日銀。その判断の根拠のひとつとなったのが企業の賃上げの機運だ。金利のある世界で、成長と分配の好循環を実現するには、“三重苦”とも言われる中小企業の賃上げがこれから試金石となる。（経済部　真方健太朗）

EV＝電気自動車の販売で世界をリードするアメリカのテスラと中国のBYDが日本での新車の投入計画を相次いで発表しました。EV市場が伸び悩む日本で世界トップと2位のメーカーが攻勢をかける形で、市場が広がりを見せるかが焦点です。

全国のデパートの去年1年間の売り上げは、インバウンド需要の拡大などを背景に化粧品や宝飾品の販売が伸びて、新型コロナの感染拡大前の2019年の水準をコロナ禍以降初めて超えました。

中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたなどと報じられた問題で、フジテレビの親会社、「フジ・メディア・ホールディングス」の株式を7.9％保有する大株主の東宝は「株主として、このたびの問題について、事実関係の調査など適切な対応を行い、早期の信頼回復に努めるよう要望を伝えています」とするコメントを出しました。その上で、今後も対話を続けながら対応を注視していくとしています。

24日の東京外国為替市場、日銀が金融政策決定会合で追加の利上げを決定したことを受けて、円を買ってドルを売る動きが進み、円相場は値上がりしています。

国の地域ブランドに登録された愛知県特産の「八丁味噌」について、愛知県岡崎市にある老舗業者2社で作る組合が生産者団体に追加されました。この2社は、これまでに登録された製法が伝統的なものと異なるなどとして国に登録の取り消しを求めましたが、認められていませんでした。

中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたなどと報じられた問題で、フジテレビと親会社の「フジ・メディア・ホールディングス」が23日開いた取締役会では、経営の責任を人事面でどうとるかをめぐって議論があったことがわかりました。社員の中からも経営陣の対応を批判する声が相次いでいて、港浩一社長らの経営責任が焦点となります。

日銀は24日、2日目の金融政策決定会合を開いていて、まもなく決定内容を公表します。経済と物価情勢の改善が続き、賃上げに向けた動きも広がっているという見方を強めていて、会合では去年7月以来となる追加の利上げを決める見通しです。