８日の東京株式市場、株価は小幅に値上がりしています。

日本が韓国向けの輸出管理を厳しくしたことをめぐって、ＷＴＯ＝世界貿易機関の紛争解決の手続きに基づく日韓両政府の２回目の協議が、今月19日にスイスで行われることになりました。

８日の東京外国為替市場、円相場はドルに対して小幅に値下がりしています。米中貿易交渉が進展するのではないかという見方から、比較的安全な資産とされる円を売る動きが出ています。

８日の東京株式市場、株価は値上がりし、日経平均株価は取り引き時間中のことしの最高値を更新しています。

先月の台風19号などで被害を受けた農家を支援するため、農林水産省はりんごの木の植え替えやコメの作付けに補助金を出すなどの対策を取りまとめました。

先月の台風19号などによる観光への影響が広がっていることから、政府は被災地域を訪れる観光客の宿泊代金などを１泊当たり最大5000円補助する、いわゆる「ふっこう割」を始めることになりました。

ＥＵ＝ヨーロッパ連合はユーロ圏の成長率について、ことしの予測をこれまでより0.1ポイント引き下げて1.1％とし、米中貿易摩擦やイギリスのＥＵ離脱をめぐる混乱の影響でヨーロッパ経済の減速傾向が一段と強まっています。

７日のニューヨーク株式市場は、米中の貿易交渉をめぐって中国が「段階的な関税引き下げで合意している」などと明らかにしたことを受けて、買い注文が集まり、ダウ平均株価は大きく値上がりして取り引きが始まりました。

「トヨタ自動車」は、中国での電気自動車の開発を加速させるため、中国最大手のメーカー「ＢＹＤ」と共同で電気自動車の研究や開発を行う合弁会社を設立すると発表しました。

化粧品最大手「資生堂」が発表したことし１月から９月までの決算は、国内や中国の市場で化粧品の販売が好調だったことなどから売り上げ、最終利益ともこの期間の決算として過去最高になりました。ただ、ことし12月期の１年間の決算については、韓国や香港での販売の低迷などを理由に売り上げや最終利益の見通しを下方修正しました。