新型コロナウイスルの感染拡大を受けて、愛媛県内の旅行会社では、東京や大阪方面を中心に国内旅行の予約にキャンセルが出始めていて、旅行会社では「人混みを避ける傾向が消費者の間に広がっている」と分析しています。

ソニーは、スマートフォン向けの画像センサーの販売が好調なことなどから、今年度１年間の業績見通しを上向きに修正しました。しかし、感染が拡大する新型のコロナウイルスの状況次第では、大きな影響が出かねないとして警戒感を示しました。

新型のコロナウイルスの感染が拡大していることについて、シャープの野村勝明副社長は４日の記者会見で、影響が長引けば生産を中国からほかの地域に移すことを検討する考えを示しました。

新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、ＪＲ東日本は、予防のため新幹線の改札口付近などに乗客に使ってもらう消毒液を置くことになりました。

新型のコロナウイルスの感染拡大について、日銀の黒田総裁は衆議院予算委員会で、2003年に感染が広がったＳＡＲＳの時よりも経済への影響が大きくなる可能性を指摘したうえで、日本経済や金融市場の動向に最大限の注意を払っていく考えを示しました。

メガネ型の端末の内側に工場で行う作業の手順などを映し出し、人手不足の現場の効率化につなげようという新しいサービスが始まることになりました。

新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、自民・公明両党は「景気の下振れリスクが高まっている」として、経済対策も盛り込まれた新年度予算案の年度内成立を目指す方針を改めて確認しました。

新年度・令和２年度に、住宅用の太陽光発電を新たに設置した住宅から、余った電力を大手電力会社が買い取る価格は、今年度より３円安い１キロワットアワー当たり21円となりました。家庭の電気料金に上乗せされる負担額の上昇を抑えるのがねらいで、今の制度が始まった８年前と比べ半値となります。

４日の東京株式市場、株価は値上がりしました。日経平均株価、４日の終値は前日より112円65銭高い２万3084円59銭。東証株価指数＝トピックスは11.58上がって1684.24。１日の出来高は12億7663万株でした。

４日の東京外国為替市場、円相場は小幅な値動きになっています。市場関係者は「新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済への影響が見通せないことから、取り引きに慎重な投資家が多く値動きは限られている。また、アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの初戦となるアイオワ州の党員集会の結果に注目している投資家も多い」と話しています。