今月１日から17日までの全国の主なデパートの売り上げは、去年の同じ時期に比べておよそ15％の大幅な落ち込みとなり、日本百貨店協会では、新型のコロナウイルスの感染拡大で外国人旅行者の売り上げが減少したことや、人混みを避けて外出を控える人が増えていることによるものとみています。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、金融機関の間で特別の相談窓口を設置して企業を支援する動きなどが始まっています。

東京 多摩市にあるテーマパーク「サンリオピューロランド」は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためとして、22日から来月12日まで臨時で休館することを決めました。

京都府亀岡市はプラスチックごみの削減と環境の保全につなげようと小売店などでのプラスチック製レジ袋の提供を全面的に禁止する全国でも初めての条例案を21日に開会した議会に提出しました。

加藤厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、経済団体に対し職場に出勤せずに在宅などで働く「テレワーク」や、通勤ラッシュを避ける「時差出勤」への協力を呼びかけたことを明らかにしました。

東京株式市場、日経平均株価は小幅に値下がりしています。

新型コロナウイルスの感染拡大で観光業など中小企業への影響が懸念されることについて、麻生副総理兼金融担当大臣は金融機関に丁寧な対応を要請し、企業の資金繰りなどの支援にあたる考えを改めて示しました。

家庭で消費するモノやサービスの値動きを見る先月・１月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が、前の年の同じ月と比べて0.8％上昇しました。消費者物価指数がプラスになるのは、これで37か月連続です。

20日のニューヨーク外国為替市場は、ロンドン市場の流れを引き継ぎ、10か月ぶりとなる１ドル＝112円台の円安水準で推移しました。２日間で２円以上の急速な円安の動きとなっていて、市場関係者は、新型コロナウイルスの感染拡大で日本経済に与える影響への懸念が背景にあると見ています。

自動運転車の技術開発が世界的に活発になる中、タイでは、マンション建設を手がける不動産会社が、住民の利便性を高めるための、自動運転車を使った送迎サービスの実用化に向けた実験を開始しました。