電子部品大手のＴＤＫは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中国での販売が減少したことなどから、ことし３月期の業績予想を下方修正しました。

新型コロナウイルスの感染拡大が鉄鋼業界に及ぼす影響について、日本鉄鋼連盟の北野嘉久会長は記者会見で「製造業の稼働停止が世界中に広がる懸念があり、われわれが経験したことのない厳しい事態だ」と述べ、状況によっては鉄鋼業界にも深刻な影響が出かねないという認識を示しました。

今週のレギュラーガソリンの小売価格は、１リットル当たり139.6円と前の週より3.9円値下がりしました。

大手商社の「丸紅」は、ことし３月期のグループ全体の決算で最終的な損益が2000億円の黒字から、1900億円の赤字に転落するという見通しを明らかにしました。

シャープは広告などに使う電子看板のディスプレーなどを手がけるＮＥＣの事業を買収することになりました。海外展開を強化して、この分野で先行する韓国勢などに対抗していく考えです。

東京オリンピック・パラリンピックが１年程度、延期されることについて、経団連の中西会長は25日の記者会見で「状況から考えてやむをえないと思う。これからどうするかいろいろ考えないといけないが、完璧な形で、皆が参加できる形で開催したいということなので、その考えに沿って我々も考えていきたい」と述べました。

25日の東京外国為替市場、円相場は１ドル＝111円をはさんで売り買いが交錯する展開になっています。

25日の東京株式市場は、取り引き開始直後から買い注文が膨らみ日経平均株価は一時、取り引き時間中としてはおよそ２週間ぶりに１万9000円台を回復し、値上がり幅は1000円を超えました。

25日の東京株式市場は、取り引き開始直後から買い注文が膨らみ日経平均株価は800円以上、値上がりしています。

東京オリンピック・パラリンピックが１年程度延期されることになりました。考えられる経済への影響をまとめました。