日本商工会議所の三村会頭は、２日の記者会見で、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言について、発令した場合に市民生活にどのような影響が出るのか、政府はその想定をあらかじめ示しておくべきだと指摘しました。

ソフトバンクグループは、投資先のアメリカのシェアオフィス大手、ウィーワークの経営悪化を受けて去年10月に発表した支援策の一部を見直し、日本円で3000億円余りの株式の買い取りをやめると発表しました。

２日の東京株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動がさらに停滞することへの懸念から、日経平均株価は４日連続で値下がりしました。

新型コロナウイルスの感染拡大で就職活動に影響が出ている学生を支援しようと、東京商工会議所は、採用に積極的な中小企業の情報を集めた掲示板をホームページに開設しました。

かんぽ生命の保険の不適切な販売問題を受けて、日本郵政グループは、信頼回復に向けた取り組みなどについて外部の専門家から助言を得るための委員会を設け、2日、初めての会合が開かれました。

２日の東京株式市場、午後に入って日経平均株価は値上がりに転じましたが、その後、売り買いが交錯する展開となっています。

２日の東京株式市場、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が深刻化するという懸念から、株価は値下がりしています。

アメリカの携帯電話会社大手、ＴモバイルＵＳと日本のソフトバンクグループ傘下のスプリントは１日、両社の合併手続きが完了したと発表しました。合併によってできる新会社はソフトバンクの子会社ではなくなることからスプリントが抱えていた多額の負債はグループから外れることになります。

これまで好調だったアメリカのシェールオイル関連企業が１日、経営破綻しました。背景には新型コロナウイルスの感染拡大による需要の減少に加え、サウジアラビアやロシアによる協調減産の打ち切りで原油価格が急落し、採算ラインを大幅に下回っていることがあり、景気が急速に悪化するアメリカ経済にとって新たな懸念となりそうです。

新型コロナウイルスの感染拡大でアメリカやヨーロッパなどで消毒液が不足していることから日本の大手化粧品メーカーと飲料メーカーが現地にある工場で消毒液を製造し、医療機関などに提供することになりました。