配達代行サービス「ウーバーイーツ」の配達員らが、運営会社に対してマスクの配布など新型コロナウイルスの感染防止対策を求めました。

東京都は、居酒屋を含む飲食店の営業時間を朝５時から夜８時までとし、酒類の提供は夜７時までとするよう求めました。これに対して、政府の緊急事態宣言でほとんどの店舗を臨時休業にしている居酒屋チェーンの間からは戸惑いの声も上がっています。

緊急事態宣言に伴う、首都圏や関西、福岡県、愛知県のスーパーやドラッグストアの対応です。

10日の東京株式市場、午前中は売り買いが交錯する展開となりましたが、午後に入って買い注文が優勢となり株価は値上がりしました。

外食チェーン各社は、緊急事態宣言の対象となっている東京や大阪など７都府県を中心に営業時間の短縮や一部店舗の休業を行っています。東京都が10日午後発表する飲食店への協力要請や、愛知県などの要請内容を注視して今後の営業態勢を再検討することにしています。

新型コロナウイルスの感染拡大で中小企業を中心に資金繰りが厳しい状況が続いていることから、日本政策金融公庫や商工中金などは、この土日も一部の店舗を開いて窓口での相談に応じることにしています。

サウジアラビア主導のＯＰＥＣ＝石油輸出国機構とロシアなどの産油国は、低迷する原油価格の引き上げを目指して協議を再開し、１日の生産量を1000万バレル減らす案の合意に向けて、詰めの調整を進めています。

10日の東京外国為替市場、円相場はいくぶん値上がりしています。

新型コロナウイルスの感染拡大で長期間の休業を余儀なくされる企業が増える中、厚生労働省は雇用を維持するための助成金の申請手続きを大幅に簡略化し、活用を促すことにしました。

企業の間で取り引きされるモノの値動きを示す先月の「企業物価指数」は２か月連続で前の月を下回りました。新型コロナウイルスの世界的な感染の拡大で原油や銅などの需要が急激に落ち込み価格が下落したためです。