個人消費の動向を示す総務省の家計調査によりますと、ことし6月に1人暮らしを除く世帯が消費に使った金額は、前の年の同じ月を1.2％下回りました。これで、去年10月以降、9か月連続の減少となりましたが、マイナス幅は5月の16.2％と比べて小さくなりました。

ヤフーは、ＩＤの登録システムに不具合があり、住所や電話番号などの個人情報が別のＩＤに誤って上書きされていたと発表しました。変更された可能性のあるＩＤは、最大でおよそ39万件に上るということです。

フリマアプリ大手のメルカリのことし6月までの1年間の決算は、積極的な投資を進めた結果、売り上げが大きく伸びて760億円を超え、過去最高となりました。

ビールメーカー大手の「サッポロホールディングス」は、新型コロナウイルスの感染拡大による飲食店の休業などの影響で、業務用のビールや外食事業の売り上げが落ち込んでいることから、ことし1年間の業績の見通しが22年ぶりの赤字になるとの見通しを示しました。

6日の東京外国為替市場、円相場は小幅な値動きでした。

大手化粧品メーカー資生堂のことし1月から6月までの半年間の中間決算は、最終的な損益が213億円余りの赤字となりました。新型コロナウイルスの感染拡大にともなう消費者の外出自粛や店舗の休業、それに外国人旅行者の大幅な減少で化粧品の販売が落ち込んだことなどによるものです。また資生堂は、これまで未定としていたことし1年間の業績予想についても最終的な損益が220億円の赤字になると見込んでいます。

6日の東京株式市場、株価は値下がりしました。

トヨタ自動車が発表したことし4月から6月の3か月間のグループ全体の決算は、本業のもうけを示す営業利益は前の年の同じ時期に比べて98％減ったものの、139億円の黒字を確保しました。新型コロナウイルスの影響で販売が大きく落ち込んだものの、原価を抑える取り組みを進めたことが主な要因です。また、今年度1年間の見通しでは、中国での販売が伸びているなどとして、販売台数の計画を当初の890万台から910万台に引き上げました。

6日の東京株式市場、株価は小幅に値下がりしています。

5日のニューヨーク株式市場は、幅広い銘柄に買い注文が集まり、ダウ平均株価は、2万7000ドルを回復しました。