先月、貯金の不正な引き出しが発覚したゆうちょ銀行のデビットカード・プリペイドカード「mijica」の専用サイトに不正なアクセスがあり、氏名や生年月日などの個人情報が流出した可能性があることがわかりました。

「介護離職」を防ごうと、産業別労働組合「UAゼンセン」は民間企業の保険よりも掛金を低く抑え、家族の介護が必要な時に給付金を支給する介護共済を来年3月から始めることになりました。

家具や日用品を販売する「ニトリホールディングス」のことし8月までの半年間の決算は最終的な利益が497億円と、中間決算としては過去最高になりました。新型コロナウイルスの感染拡大以降、自宅で過ごす人たちのいわゆる「巣ごもり需要」で売り上げが増えました。

システムトラブルによって、1日、終日売買を停止した東京証券取引所は、2日はシステムが正常に稼働し通常の取り引きが行われました。ただトラブルの原因は依然、特定できないままで、再発防止に向けた態勢整備が大きな課題になっています。

「ナノ・ユニバース」などのブランドを展開するアパレル大手のTSIホールディングスの、ことし8月までの半年間の決算は、新型コロナウイルスの感染拡大でデパートが臨時休業した影響などで売り上げが大きく落ち込み、最終損益が144億円の赤字となりました。

生命保険大手の第一生命は、山口県で営業を担当していた元社員が、複数の客に高金利の特別な運用があると架空の取り引きを持ちかけ不正に資金を集めていたと発表しました。会社によりますと、ことし4月まで10年以上にわたって少なくとも21人からおよそ19億円を集めていたということです。会社では、この元社員を懲戒解雇して警察に刑事告発したとしています。

「ホーマック」などを全国で展開する「DCMホールディングス」が、首都圏を中心に店舗を展開する「島忠」に対して、TOB＝株式の公開買い付けを行うと正式に発表しました。

東京証券取引所で1日、すべての銘柄の売買が終日停止されたシステムトラブルについて、金融庁は2日午後、東証などに法律に基づいて詳しい原因や再発防止策などを報告するよう命じました。

2日の東京株式市場、日経平均株価は午後に入って値下がりに転じました。

システムトラブルで10月1日の取り引きを終日停止した東京株式市場、日経平均株価は、2日は小幅に値上がりしています。先月30日に大きく値下がりしていたため、買い戻しの動きが出ています。