新春恒例の初売りが都内のデパートで始まりました。混雑を避けるため福袋の販売会場を別に設けるなど、新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策が取られています。

31日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は値上がりし、史上最高値をつけて、2020年の取り引きを終えました。

個人の財布や企業の金庫の中など、市中に出回ったまま年を越すお札の総額は118兆円あまりと、11年連続で過去最高を更新しました。新型コロナウイルスの影響で、景気の先行きに不透明感が強まる中、手元にお金を置いておく個人や企業が増えているとみられます。

30日のニューヨーク株式市場は、小幅に値上がりし、ダウ平均株価は、2日ぶりに最高値を更新しました。

中国とEU＝ヨーロッパ連合は、互いの投資拡大に向けた協定を締結することで大筋で合意したと発表しました。中国としては対立するアメリカで2021年1月にバイデン政権が発足するのを前にEUとの経済的なつながりを深めるねらいがあるとみられます。

ことし最後の取り引きとなった30日の東京株式市場、株価は小幅に値下がりしたものの、日経平均株価の終値は2万7444円17銭となり、年末の株価としては31年ぶりの高い水準となりました。

30日の東京株式市場、株価は値下がりしています。

29日の東京外国為替市場、円相場はドルに対して小幅な値動きとなりました。

家具日用品大手のニトリホールディングスは、首都圏でホームセンターなどを展開する島忠に対して行ったTOB＝株式の公開買い付けで、株式の77％余りの応募があり、TOBが成立したと発表しました。ニトリは今後、残りの株式についても買い取る手続きを進めるなどして島忠を完全子会社とする方針です。

太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題で、韓国の裁判所は、被告の三菱重工業の資産の差し押さえに関する書類をホームページで公開する「公示送達」の手続きをとり、29日午前0時をもって、書類が日本側に届いたとみなしました。