「三菱電機」は、契約先が運営するクラウドサービスが不正なアクセスを受けたことが今月16日に分かり、調査した結果、取引先が保有する金融機関の口座合わせて8635の口座に関する情報が流出したことが分かったと発表しました。流出したのは、口座の名義や口座番号、口座を持つ取引先の住所や電話番号などだということです。

新型コロナウイルスの感染が再び広がる中、金融や産業界の業界団体では、来年の「賀詞交歓会」など、新年を祝う恒例行事を取りやめる動きが広がっています。

携帯電話料金の値下げをめぐって、武田総務大臣は、大手携帯電話会社が主力のブランドで新たな料金プランを発表していないことを「問題だ」と指摘し、料金が下がったことを利用者が実感できるようにすることが必要だという認識を示しました。

NTTがNTTドコモを完全子会社化することで、通信事業の公正な競争環境が阻害されるおそれがあるという意見が出ていることから、武田総務大臣は新たに有識者会議を設け、どのような影響が及ぶか検討を進める方針を明らかにしました。

20日の東京株式市場、株価は値下がりしています。

家庭で消費するモノやサービスの値動きを見る先月・10月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が、去年の同じ月と比べてマイナス0.7％と大幅に下落し、3か月連続のマイナスとなりました。下落幅の大きさは2011年3月以来、9年7か月ぶりの水準です。先月（10月）から観光需要の喚起策、「Go Toトラベル」の対象に東京を発着する旅行が加わり、宿泊料が大幅に値下がりしたことなどが影響しています。

新型コロナウイルスの影響で大学生の就職内定率が大きく落ち込む中、経済産業省は、採用意欲のある全国の中小企業500社を公表し、学生の就職活動を後押しする取り組みを始めることになりました。

千葉県印西市のガソリンスタンドでガソリンが混ざったおそれのある灯油が販売されていたことがわかりました。ストーブなどで使った場合、火災につながる危険があるため、会社では使用しないよう呼びかけるとともに、回収を進めています。

大手損害保険各社による、ことし9月までの半年間の自動車保険の保険金の支払額は、新型コロナウイルスの感染拡大で、車での外出が控えられ、交通事故が減ったことなどで、去年の同じ時期と比べて11％減少しました。

企業や経済団体などが部品や製品の供給網、いわゆる「サプライチェーン」全体でサイバー攻撃への対策に取り組む協議会が設立され、中小企業を含めた産業界全体のセキュリティーの底上げを目指すことにしています。