ことしのコメの作況指数は、全国平均で「99」となり、平年並みの作柄でした。北海道や東北などは平年よりもよかった一方、西日本を中心に天候不良の影響で平年を下回りました。

経団連と四経連＝四国経済連合会が意見を交わす懇談会が徳島市で開かれ、四経連からは、感染拡大で落ち込んだ観光需要を回復するために、平日や閑散期の需要も喚起すべきという要望が示されました。

携帯電話大手のKDDIは主力のauの利用者が、別に展開しているUQモバイルの割安なプランに変更する際にかかる、最大1万5500円の手数料を来年2月以降、撤廃する方針を固めました。変更の際に多額の手数料がかかるという政府の指摘に対応する形です。

新型コロナウイルスの影響が長期化し、年末にかけて中小企業の資金需要が一層高まることが見込まれる中、政府と全国信用保証協会連合会などとの会合が開かれ、政府側は、融資の現場でのきめ細かい支援を要請しました。

中国の11月の消費者物価指数は、豚肉などの価格が下がった影響で、去年の同じ月と比べて0.5％下落し、およそ11年ぶりのマイナスになりました。

携帯電話料金をめぐりNTTドコモが先週、今の料金プランを値下げする方針を示したことを受けてauを展開するKDDIの東海林崇副社長は「必ずお客様に満足してもらえるプランを出していきたい」と述べ、KDDIとしても料金プランを見直していく意向を明らかにしました。

9日の東京外国為替市場、円相場は小幅な値動きになっています。

イギリスとEU＝ヨーロッパ連合の首脳は、自由貿易協定の交渉が難航していることを受けて、9日に直接会談し、合意の可能性を探ることを明らかにしました。協定締結の期限は今月末に迫っていて、交渉が最終的な局面を迎える中、ぎりぎりの攻防が続いています。

8日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、小幅な値上がりでしたが、取り引き時間中の最高値を更新しました。

株主向けに商品やサービスを提供する株主優待制度を持つ企業が、10年ぶりに前の年より減少していることが分かりました。新型コロナウイルスの感染拡大による業績の悪化で、コストを減らそうという企業が増えているためです。