大手証券各社が投資家から得た株式の売買手数料が大幅に増えていることが分かりました。新型コロナウイルスの感染が拡大する中でも株価が堅調に推移し、取り引きが活発に行われたことが要因です。

NTTドコモは、高速・大容量の通信規格5Gを活用して海外に進出する日本企業のデジタル化を支援する新たな組織を立ち上げることになりました。

ミャンマーのクーデターについて、現地で幅広くビジネスを展開する日本の大手商社は、3日の決算会見で、現地の情勢や経済制裁も辞さない態度を示すアメリカの動向を注視したいとする発言が相次ぎました。

吉川元農林水産大臣が大臣在任中に、大手鶏卵生産会社の元代表から賄賂を受け取ったとして、在宅起訴された事件を受けて、農林水産省の当時の政策を検証する第三者委員会の初めての会合が開かれ、野上農林水産大臣は十分な検証をお願いしたいと述べました。

飲食店の予約サイト「ぐるなび」の、去年12月までの9か月間の決算は、新型コロナウイルスの影響で予約の手数料収入が減少したことなどから、最終的な損益は64億円の赤字となりました。

いちご狩りの客が大幅に減少して売り上げが減少している、千葉県山武市の観光農園では、移動販売やSNSを活用して販路を広げる取り組みを進めています。

アパレル大手の「ワールド」は、新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言が再び出されたことなどで、売り上げの見込みが一段と厳しい状況になっているとして、デパートで展開している7つのブランドを廃止したうえで、収益が低い全国の450店舗を閉店すると発表しました。また、2つのグループ会社の社員を対象に、およそ100人の早期退職を募集することも合わせて発表しました。

3日の東京株式市場、株価は値上がりしました。

ソニーの去年12月までの9か月間のグループ全体の決算は最終的な利益が前の年の同じ時期と比べて87％増え、1兆647億円となりこの期間としては過去最高となりました。また、会社はことし3月までの1年間の業績予想を上方修正し、最終的な利益は1兆850億円と1年間の決算としても過去最高となる見通しを示しました。新型コロナウイルスの感染拡大によるいわゆる巣ごもり需要でゲームソフトや音楽の配信、それにテレビの売り上げが伸びたことに加えて、人気漫画「鬼滅の刃」が原作となったアニメーション映画が異例のヒットとなって利益を押し上げました。

緊急事態宣言の延長が決まったことを受けて、東京ディズニーランドなどを運営するオリエンタルランドは、2つのテーマパークの開園時間をこれまでよりも1時間遅らせ午前10時にすると発表しました。また、入園者数を5000人に制限している措置も3月7日まで延長します。