アメリカの娯楽大手、ウォルト・ディズニーの去年12月までの3か月間の業績は、3期ぶりに黒字を確保しましたが、テーマパークの休園や入場制限の影響が続いたことで前の年の同じ時期より99％少なく、大幅な減益でした。

ミャンマーでは、クーデターを実行した軍に抗議する大規模なデモが続いています。クーデターによる政情不安で現地の日系企業の間では工場の操業停止が相次ぎ、ビジネスにも影響が出始めています。

経済産業省は、緊急事態宣言に伴い営業時間を短縮した飲食店の取引先などに支給する一時金について、対象となりうる事業者や申請の方法を発表しました。不正受給を防ぐために、申請の前に第三者による事業者の営業実態を確認するも行われます。

LCC＝格安航空会社のピーチ・アビエーションは、今月20日以降、関西空港と成田空港を出発する便の利用者を対象に、事前に無料でPCR検査を受けられるサービスを始めました。

半導体大手のルネサス エレクトロニクスの去年1年間の決算はテレワークの拡大でパソコンやデータセンター向けの半導体が好調だったため最終的な損益が前の年の赤字から一転して456億円の黒字となりました。

日銀の政策を決めるメンバーの中村豊明 審議委員は、記者会見で、厳しい経営環境にある地方銀行にとっては再編も選択肢の1つだという認識を示しました。

航空各社は新型コロナウイルスの影響で利用客が少ない状態が続いているため、来月も大幅に減便します。

ビールメーカー大手のサッポロホールディングスの去年1年間の決算は、新型コロナウイルスの影響によるビールの販売の減少や、系列のビアホールの売り上げの悪化などで、最終的な損益が160億円の赤字となりました。年間の決算で最終赤字に陥るのは22年ぶりです。

企業の間では、テレワークが広がる中、貸しオフィスの契約を解除したり、スペースを縮小したりする動きが広がっています。東京都心では、オフィスの空室率が、先月まで11か月連続で上昇したとする民間の調査結果がまとまりました。

広告大手の博報堂DYホールディングスは、子会社の元社員が商品券などを無断で発注し、換金を繰り返す不正を行っていたとして、この元社員を懲戒解雇にしました。会社は未払いによる27億円余りを損失として計上しました。