28日の東京株式市場、株価は値下がりしています。日経平均株価は一時、600円以上値下がりし、2万8000円を下回りました。

28日の東京株式市場は取り引き開始直後から売り注文が広がり、日経平均株価は、一時、600円以上値下がりし、2万8000円を下回りました。

アメリカの航空機大手ボーイングは、2度の墜落事故のあとの主力旅客機の運航再開が大きく遅れたうえ、新型コロナウイルスの感染拡大で航空需要が大幅に落ち込んだことから、去年1年間の業績は最終損益が日本円で1兆円を超える過去最悪の赤字となりました。

アメリカの中央銀行にあたるFRB＝連邦準備制度理事会は金融政策を決める会合を開き、いまの大規模な金融緩和策を維持することを決めました。声明では、新型コロナウイルスの感染の再拡大で雇用の改善ペースが鈍くなっているとして、警戒感を強めています。

新型コロナウイルスのワクチンを供給する契約を政府と結んでいるイギリスの製薬大手「アストラゼネカ」は、日本国内でワクチンを製造する体制を整え、近く生産を始める方針です。

ファミリーマートのスマホ決済サービス「FamiPay」がシステムの不具合で一部のサービスを停止しています。

仙台市に本社がある大手生活用品メーカーのアイリスオーヤマは、ソフトバンクグループの子会社と合弁会社を設立し、コロナ禍で需要が高まる業務用の配膳ロボットなどの開発に乗り出すことになりました。

航空各社は、新型コロナウイルスの影響で利用客が減っていることから、追加の減便を発表し、日本航空や全日空の運航本数は、2月は去年8月に発表した計画と比べて半分以下になります。

27日の東京外国為替市場、円相場は小幅な値動きとなりました。

フリマアプリ大手のメルカリは、新型コロナウイルスの影響で一時、品薄になったマスクや消毒液などが高値で転売された問題を受けて新たな対応方針をまとめました。ウイルスの感染が拡大し、マスクや消毒液など人の生命や健康に関わる必需品が不足した場合には出品を規制するなどとしています。