西松建設は、おととし完成した都内のマンションで、内装などの施工に不備が見つかったとして、補修などの費用として90億円の特別損失を計上することを明らかにしました。

大手半導体メーカー、ルネサスエレクトロニクスは火災の影響で停止していた主力工場での自動車向け半導体などの生産を、およそ1か月で再開させました。世界的な半導体不足のなか早期の再開を果たした形ですが、自動車メーカーの減産などの影響を抑えるため今後は供給量をいかに早く増やせるかが課題となります。

AI＝人工知能を病気の診断に役立てるため、富士フイルムと国立がん研究センターは、医師がみずからAIを使った診断支援ソフトを作成できるシステムを共同で開発しました。がんの診断など、医療現場のニーズに応じたAIの研究開発が加速すると期待されています。

日本を支える若いデジタル人材を育てようと、高専生が日頃培ったものづくりの技術と、AI＝人工知能の技術を活用して、社会課題を解決するサービスの開発を競うコンテストが開かれました。

全日空は国際線の機内食で多く使用しているプラスチック製の容器を、植物を原料にした新しい容器に切り替えることになり、幅広い業種で脱プラスチックの動きが広がっています。

航空大手の日本航空は、2050年に二酸化炭素の排出を実質ゼロにする目標に向けた行動計画をまとめました。石油以外の原料からつくられたジェット燃料の使用を段階的に増やすほか、2035年以降には、水素で動く次世代の小型飛行機の導入を目指すなどとしています。

アメリカの投資会社との取り引きをめぐって、日本やヨーロッパの大手金融機関が相次いで巨額の損失のおそれがあると発表している問題で、新たにアメリカの大手モルガン・スタンレーでも日本円で1000億円近い損失が出たことがわかりました。

大手半導体メーカー、ルネサスエレクトロニクスは火災のため停止している茨城県の主力工場での自動車向け半導体などの生産を17日にも再開する方向で調整を進めていることがわかりました。

大手半導体メーカー、ルネサスエレクトロニクスは茨城県の主力工場で火災が起き、一部の生産を停止してから1か月となる今月19日に柴田英利社長が会見し、復旧状況や今後の生産の見通しについて説明することにしています。

世界的に半導体が不足するなか、半導体の受託生産で世界最大手の台湾のTSMCは今後も需要の拡大が見込まれるとして、最大で280億ドルとしていたことしの設備投資額を300億ドル、日本円で3兆2600億円余りに引き上げると発表しました。