今週のレギュラーガソリンの全国平均の小売価格は、1リットル当たり149.7円で17週連続で値上がりしました。新型コロナウイルスのワクチンの普及による世界経済の回復への期待感などから原油価格が上昇したためです。

24日の東京株式市場は、午後に入っても売り注文が相次ぎ、日経平均株価は23日の終値より600円以上値下がりしています。ヨーロッパを中心に新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることから、経済活動の再開が遅れるという見方が広がって、幅広い銘柄に売り注文が広がっています。

24日の東京外国為替市場、円相場は、ドルに対して小幅に値上がりしています。市場関係者は、「ヨーロッパで新型コロナウイルスの感染が再拡大し、世界的に経済の回復が遅れる懸念が広がっている。投資家の間ではリスクを避けようという姿勢が強まり、相対的にリスクが低いとされる円を買う動きが出ている」と話しています。

24日の東京株式市場は、取り引き開始後から売り注文が膨らみ、日経平均株価は23日の終値より500円以上値下がりしています。ヨーロッパを中心に新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることから、経済活動の再開が遅れるとの見方が広がり、幅広い銘柄に売り注文が広がっています。

世界的な半導体不足が続く中、世界最大の半導体メーカー、アメリカのインテルは巨額の投資に踏み切り、新たに200億ドル、日本円で2兆1600億円を投じて半導体の増産に乗り出すと発表しました。

通信アプリのLINEは、利用者の個人情報などを中国からアクセスできる状態にしていた問題で、説明が不十分だったとして改善を急ぐことになりました。中国からのアクセスを完全に遮断したうえで、利用者に示す個人情報保護についての指針を改め、データを移転する可能性のある国名や目的を明記することにしています。

日本車のシェアがおよそ9割を占めるタイでモーターショーの展示が公開され、新たに参入する中国の大手メーカーが、EV＝電気自動車を発表しました。世界的なEVシフトの中で東南アジアでも中国メーカーが攻勢をかけています。

東京電力の小早川智明社長は23日、福島第一原子力発電所を訪れ、先月の地震の際、地震計が故障したままになっていた3号機などを視察したあと、対応を陳謝したうえで「安全に対するおごりや過信があったかどうかも含めて調査する」と述べました。

LINEの出澤剛社長は今夜7時半すぎから開いた記者会見で「皆様にご迷惑とご心配をおかけしており心からおわびを申し上げます。非常の多くのユーザーの皆様からの信頼を裏切ることとなったことを非常に重く受け止めています」と陳謝しました。

通信アプリ大手のLINEは、十分な説明のないまま、利用者の個人情報などを中国からアクセスできる状態にしていたり、韓国で管理していたりした問題について、中国からの個人情報へのアクセスを完全に遮断したことを明らかにしました。また、韓国で保存していたデータを国内に移転する方針を改めて示しました。