宅配大手の「佐川急便」は、配送用に開発した軽自動車のサイズのEV・電気自動車を13日、公開しました。2030年までに、配送用の軽自動車をすべて電気自動車に置き換えて、二酸化炭素の排出を減らす「脱炭素」に取り組む方針です。

大手電機メーカーの「東芝」に対し、イギリスに本拠を置く投資ファンドが、買収の提案を行ったことをめぐり、東芝の株主で、香港の投資ファンドが、1株およそ5000円とされる買収提案の価格は低すぎるという書簡を会社側に送ったことが分かりました。1株6200円以上の価値があると主張しています。

東京電力福島第一原子力発電所の事故で福島県の漁業は、大きな打撃を受けました。

かまぼこやはんぺんなどの“練りもの”で知られる「紀文食品」は、国内市場が伸び悩む中、海外での販売拡大を目指して、創業から83年を経て13日、東京証券取引所の1部に株式を上場しました。

中部電力など大手の電力会社やガス会社が、料金を引き下げないことや、お互いの営業エリアで新規の顧客を獲得しないことなどを申し合わせた疑いがあるとして、公正取引委員会が13日、独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査を行ったことが関係者への取材でわかりました。公正取引委員会は、各社がカルテルを結び、電力やガスの自由化で期待された公正な競争を妨げたとみています。

中国のネット通販最大手「アリババグループ」の傘下でキャッシュレス決済サービスなどを運営する「アントグループ」は、金融当局からの指導を受けて会社の組織を見直し、新たに金融持ち株会社を設立すると発表しました。中国政府が巨大IT企業への締めつけを強める中、金融当局の監督下でサービスを提供することを受け入れた形です。

通信アプリ、LINEによりますと12日午後3時すぎから、利用者どうしの「トーク」と呼ばれるメッセージの送受信やビデオ通話ができないなどの不具合が起きましたが、午後5時20分ごろまでに機種変更時のデータの引き継ぎなど一部の機能を除いてほぼ復旧したということです。会社は不具合が残っている一部の機能の復旧を急ぐとともにシステムのトラブルが原因ではないかと見て、詳しく調べています。

家電量販店大手のビックカメラのことし2月までの半年間の決算は、新型コロナウイルスの影響でいわゆる巣ごもり需要が高まり、空気清浄機などの販売が好調だったことなどから、本業のもうけを示す営業利益が前の年の同じ時期をおよそ3割上回る増益となりました。

ソーシャルレンディングと呼ばれる金融サービスで投資家から集めた多額の資金を返済できなくなっていた東京 港区の企業が、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。負債総額はおよそ128億円に上るということです。

週明けの12日の東京株式市場、株価は値下がりしています。