日銀は15日から金融政策を決める会合を開き、新型コロナウイルスの影響を踏まえた経済や物価の見通しについて議論します。東京に4回目の緊急事態宣言が出されたことなどを踏まえ、今年度のGDP＝国内総生産の伸び率の見通しを引き下げる方向です。

14日の東京外国為替市場、円相場はドルに対して、小幅に値下がりしました。

14日の東京株式市場、株価は値下がりしました。

みずほ銀行は、ATMやネットバンキングなどでほかの銀行の口座にお金を振り込む際の手数料について、ことし10月から最大で120円値下げすると発表しました。大手の値下げが出そろい、今後、地方銀行などにも値下げの動きが広がると見られます。

日立製作所は、アメリカの新興IT企業の買収手続きを完了したと発表しました。買収額は1兆円余りで、世界で急速に広がるデジタル化の需要を取り込み、収益の柱と位置づけるIT関連事業をさらに強化するねらいです。

北海道の航空会社「エア・ドゥ」の草野晋社長は、来年10月に予定している九州の航空会社「ソラシドエア」との経営統合に合わせて、双方の利用客の利便性を高めるため、両社のマイルの共通化を目指す考えを明らかにしました。

IT大手のグーグルが、スマートフォンを使った送金サービスを手がける日本のスタートアップ企業を買収することになりました。膨大なデータを生かし、日本で今後キャッシュレス決済の事業を一層強化するねらいがあるとみられます。

月を経済的に利用しようという活動が将来的に活発になることが想定されるため、宇宙開発に関係する企業などでつくる団体は、国内の企業が月面でのビジネスを展開できるよう政府に対する7つの提言をまとめました。

太陽光の発電コストが2030年時点では原子力のコストよりも下がるとした経済産業省の試算について、梶山経済産業大臣は、「1つの電源で完璧な電源は今のところない」と述べ、再生可能エネルギーと原子力などを組み合わせ、最適な電源構成になるよう議論を深めたいという考えを示しました。

12日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は、企業や金融機関の決算発表が本格化するのを前に業績が改善することへの期待から値上がりし、一時、取り引き時間中としておよそ2か月ぶりに3万5000ドルを超えました。