20日の東京株式市場、株価は小幅に値上がりしました。

新型コロナウイルスのワクチンを接種する日などを休暇とする「ワクチン休暇」を、北九州市に本社があるうどんチェーン店が導入することを決めました。ワクチン休暇を導入する動きは、大手企業の間で広がっていて、地方企業でも導入が進むか注目されます。

財務省が発表した貿易統計によりますと、先月・4月の日本の輸出額は去年の同じ月を38.0％上回り、2か月連続の増加となりました。

世界的に不足する半導体をめぐり国内のメーカーでつくる団体は、安全保障の観点からも供給の確保が重要になっているとして、国の大規模な支援が必要だとする提言をまとめました。

食用油大手の「Jーオイルミルズ」は、アメリカでの天候不順などで原料の大豆の価格が高騰しているため、8月に、ことし3回目の値上げを行うことになりました。また、製粉大手の「日清フーズ」は小麦製品の値上げを決め、原料価格の高騰で暮らしに身近な商品の値上げが相次いでいます。

アメリカの税関当局がことし1月、中国の新疆ウイグル自治区での強制労働をめぐる輸入停止措置に違反した疑いがあるとして、日本のユニクロのシャツの輸入を差し止めていたことが分かりました。会社側は強制労働などの深刻な人権侵害がないことを確認していると反論しています。

中国のEV＝電気自動車大手の「BYD」は、海外市場では初めて北欧のノルウェーに乗用車のEVを投入すると発表しました。中国のほかのメーカーもノルウェー参入を表明していて、世界的に電動化が進む中、海外展開の動きが相次いでいます。

先月、日本を訪れた外国人旅行者は推計でおよそ1万900人で、新型コロナウイルスの感染が拡大する前のおととしの同じ月と比べると、99.6％の大幅な減少となり、記録的な低水準が続いています。

鳥インフルエンザの被害が今シーズンは過去最大となったことを受けて農林水産省は、一部の補助金では畜産農家が衛生管理基準を守ることを条件とするなど、家畜の伝染病対策を強化する方針を決めました。

19日の東京株式市場、日経平均株価は300円以上値下がりしました。