JR東日本は、来年3月までの1年間のグループ全体の業績予想を下方修正し、黒字を確保できるとした最終的な損益が一転して1600億円の赤字になるという見通しを明らかにしました。新型コロナウイルスの影響が長期化し、鉄道やホテルなどの各事業で売り上げの回復が遅れているためです。実際にJR東日本の1年間の決算が最終赤字になれば、旧国鉄の民営化後初めて最終赤字に陥った昨年度に続き、2年連続です。

28日の東京株式市場は売り注文が増えて、日経平均株価の値下がり幅は一時、400円を超えています。

電動化の動きがバイクにも広がっています。新型コロナウイルスの影響で食品の宅配需要が高まる中、バッテリーを交換することで連続して走行できるバイクを国内の大手メーカーが企業向けに販売することになりました。

アメリカの大手自動車メーカー、GM＝ゼネラル・モーターズとフォードの先月までの3か月間の決算は、世界的な半導体不足とサプライチェーンの混乱の影響で減産を余儀なくされたことなどからいずれも減収減益となりました。

28日の東京株式市場、日経平均株価は、一時、400円以上、値下がりしています。27日、アメリカのクレジットカード大手が発表した業績予想が、投資家の間でもの足りないと受け止められ、ニューヨーク市場でダウ平均株価が260ドル余り下落したことで、東京市場でも、取り引き開始直後から幅広い銘柄に売り注文が出ています。

27日の東京外国為替市場、円相場はいくぶん値上がりして1ドル＝113円台後半での取り引きとなりました。

明治時代に日本の迎賓館として開業した「帝国ホテル東京」は、15年後に完成を見込んでいる新しい本館の外観のデザインを公表しました。

貸し出しのシェアがそれぞれ県内トップの秋田銀行と岩手銀行は、収益力の強化やコストの削減に向けて幅広い分野で提携することで合意したと発表しました。

東京証券取引所は、一日の取り引きの終了時間を今より30分延ばし、午後3時半までとする方針を正式に発表しました。3年後の実施を目指していて、取り引きの終了時間が延長されるのは、およそ70年ぶりとなります。

財務省は27日、全国の財務局長会議を開き、部品の調達難による自動車の減産が続いていることなどを受けて、全国の景気判断を1年半ぶりに下方修正しました。