政府の新たな経済対策の原案が明らかになりました。「成長も、分配も実現し、経済を自律的な成長軌道に乗せる」として、クリーン・エネルギーへの投資や「Go Toトラベル」の再開を通じた観光立国の復活などを成長戦略に掲げています。

5日の東京株式市場はこのところの株価の上昇傾向を受けて、いったん利益を確定させようという売り注文が広がり株価は値下がりしました。

5日の東京原油市場は、追加増産の見送りを決めた主な産油国の会合の結果が想定の範囲内だったという受け止めが広がり、先物価格がいくぶん値下がりしていますが、依然として高値の水準が続いています。

萩生田経済産業大臣はアメリカのレモンド商務長官と電話会談し、アメリカが安全保障上の脅威になっているとして、鉄鋼とアルミニウムに高い関税を上乗せしている輸入制限措置の問題を解決するよう改めて強く求めました。

中国の習近平国家主席は輸入拡大をテーマにした国際見本市の式典でビデオ演説し、国内市場を開放する姿勢をアピールした上で、TPP＝環太平洋パートナーシップ協定への加入に改めて強い意欲を示しました。

イギリスの中央銀行、イングランド銀行は、金融政策を決める会合で大規模な金融緩和策の維持を決めました。ただ、物価上昇が続く中、複数の委員から利上げを支持する意見が出され、今後どのように金融の引き締めに転換するかが焦点になります。

今週のレギュラーガソリンの小売価格は原油価格の高止まりの影響で値上がりし、全国平均で1リットル当たり168.7円となりました。値上がりは9週連続で、およそ7年3か月ぶりの高値水準となっています。原油価格は新型コロナウイルスの感染拡大と、その後のワクチンの普及や経済活動の再開によって大きく変動していて、追加の増産に慎重な姿勢を示す産油国の今後の対応が注目されます。

アナログレコードの人気が止まりません。インターネットの音楽配信サービスが全盛となりCDの売り上げが落ち込む中、レコードの生産額はこの10年で12倍に増えています。高まるレコード人気で生産現場はフル稼働の状況が続いていて、以前より納品に時間がかかるケースも出てきています。

祝日明けの4日の東京外国為替市場、円相場は値下がりしました。アメリカのFRB＝連邦準備制度理事会が量的緩和の段階的な縮小を決めたことで、大規模緩和を続ける日銀の金融政策との違いが意識され、円が売られました。

今週のレギュラーガソリンの小売価格は、原油価格の高止まりの影響で値上がりし、全国平均で1リットル当たり168.7円となりました。値上がりは9週連続で、およそ7年3か月ぶりの高値水準となっています。