週明けの29日の東京株式市場、日経平均株価は一時、400円以上、値下がりしました。新たな変異ウイルス「オミクロン株」による世界経済の先行きへの警戒感が強まっているためで、取り引き開始直後から売り注文が膨らんでいます。

交通事故の減少につなげようと、自動車メーカーの間では、カメラやAI＝人工知能を使い、クルマの周りの状況だけでなく、運転中のドライバーの状態も分析し、危険が迫ったときに注意を促すという技術の開発が進んでいます。

EV＝電気自動車を購入する際の補助金がこれまでの2倍の最大80万円に増える見通しになりました。政府は補助金を欧米並みの水準に引き上げ車の電動化を促したい考えです。

スマートフォン決済の「LINE Pay」は、26日夜から利用者の一部で二重に決済されるトラブルが起きていましたが、27日夕方までに復旧し、およそ2万5000件の決済について、返金の対応を取ったと発表しました。

WTO＝世界貿易機関は、南アフリカで新たな変異ウイルスが確認されたことを受けて今月30日からスイスで開く予定だった閣僚会議を延期すると発表しました。

相次ぐシステム障害をめぐり、業務改善命令を受けたみずほフィナンシャルグループは来年1月までに再発防止策などを盛り込んだ業務改善計画を提出します。命令では、取締役会の機能といった企業統治の問題や、顧客への影響に対する感度の欠如といった企業風土の問題も厳しく指摘されているだけに、再発防止を徹底できるかが課題となります。

スマートフォン決済の「LINE Pay」は、一部で二重に決済されるトラブルが起きていると明らかにしました。影響範囲などを確認したうえで利用者への対応を検討することにしています。

パナソニックは、ことし6月から今月上旬にかけて、社内のネットワークが不正アクセスを受けていたことを明らかにしました。不正アクセスを受けたサーバーには、自社の技術や取り引き先の情報などが保管されていて、会社では、外部への情報の流出がないか確認を進めています。

内閣の重要課題に位置づける、経済安全保障の取り組み強化に向けた有識者の会議が、26日初めて開かれました。

小麦粉や食用油などの価格が高騰していることを受けて、食品メーカー各社の間で冷凍食品を値上げする動きが相次いでいます。