企業の生産活動を示す先月・1月の鉱工業生産指数は前の月を1.3％下回って2か月連続の低下となりました。オミクロン株の感染の急拡大によって自動車の生産が大幅に減ったことが主な要因です。

ロシアのウクライナへの軍事侵攻による国際的な金融市場への影響を議論するため、財務省と金融庁、それに日銀は、28日午前11時から、幹部による臨時の会合を開くことを決めました。会合には財務省の神田財務官と金融庁の中島長官、それに日銀の内田理事らが出席する予定で、金融市場の動向について情報交換を行うとともに、必要な対応を協議するものとみられます。

ガソリンなどエネルギー価格の上昇で、家計の負担が年間で2万円余り増えるという試算がまとまりました。ウクライナ情勢などを反映してエネルギー価格は上昇が続いていて、家計の負担はさらに大きくなるおそれもあります。

農業経営に意欲的に取り組み、優れた功績をあげた農家や団体を表彰する「日本農業賞」の表彰式が開かれました。

アメリカのIT大手アマゾンの配送センターで、労働組合の結成の是非を問う投票の行方に注目が集まる中、従業員などが来月の開票を前に集会を開いて労働組合の結成を実現しようと、賛成への投票を呼びかけました。

海運大手の日本郵船はウクライナ国内の港に停泊中の貨物船3隻について、出港が制限されているため、国外に退避できていないことを明らかにしました。

欧米の株式市場では25日、各国によるロシアへの制裁が世界経済に及ぼす影響への警戒感が和らいでいることなどから、ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が800ドルを超える値上がりとなるなど株価が大幅に値上がりしました。

インフレ、原油価格、失業率、ウクライナ情勢…各国の金融政策を左右する要素が複雑に絡み合い、株価・為替・金利などの先行きを見通すのが非常に難しくなっています。そんな中、「日銀の金融政策の先行きを占う“鏡”のような指標」だとして、市場関係者が注目している指標があります。その名は「OIS（Overnight Index Swap）」。その鏡には、どんな将来が映っているのでしょうか？（経済部記者 古市啓一朗）

旅行大手のエイチ・アイ・エスは、創業者の澤田秀雄会長兼社長が3月1日付けで社長から退き、後任の社長に矢田素史上席執行役員が昇格する人事を発表しました。

将来的な運転士の不足を見据え、山手線で4年前から進められている自動運転の実証試験が、今月から日中の営業時間帯に行われるようになり、25日に試験の様子が報道関係者に公開されました。