関西電力は、3月までの1年間の決算を発表し、LNG＝液化天然ガスなどの調達価格が上昇したことから、減収減益となりました。さらに来年3月までの1年間の業績については、燃料価格の高騰が長期化していることなどから、最終的な損益が750億円の赤字になるという見通しを示しました。

財務省は27日に財務局長会議を開き、全国の景気判断を、緩やかに持ち直しているとして据え置きました。ただ、景気の先行きについては「原材料価格の上昇など、下振れリスクに十分注意する必要がある」として、警戒感を示しています。

27日の東京株式市場は、中国で新型コロナの感染が急拡大していることを受けて、企業の生産への悪影響や世界経済が減速することへの懸念が強まり、株価は値下がりしました。

新型コロナの感染拡大で打撃を受けた航空会社とホテルが連携し、本物の旅客機の部品などを活用した客室を、28日にオープンします。空の旅の楽しみを味わうことができるサービスで、新たな利用客を呼び込みたい考えです。

トヨタ自動車の昨年度の国内の生産台数は、276万台余りとなり、前の年度より5.4％減少しました。

愛知県の地方銀行「名古屋銀行」と静岡県の「静岡銀行」が、幅広い業務で提携することで大筋合意したことが分かりました。27日午後3時半から両行がそろって東京都内で記者会見を開き、正式に発表する予定です。

アメリカのIT大手グーグルを傘下に置く、持ち株会社のアルファベットは、26日にことし1月から先月3月までの3か月間の決算を発表しました。

27日の東京株式市場、日経平均株価は600円以上値下がりしています。

経済産業省は新たな産業政策の柱をまとめる方針です。デジタル化やバイオテクノロジーなど、成長分野への大規模な投資を呼び込み、2030年には2020年との比較で1.5倍にあたる年間172兆円の投資目標をかかげることがわかりました。

先月、東京電力と東北電力の管内で初めて出された「電力需給ひっ迫警報」。発令が遅いという指摘が相次いだことから、経済産業省は前日の午後6時をめどに発令するという現在のルールについて、2時間前倒しする方針を示しました。