3年ぶりに行動制限を伴わないことしのお盆休みの期間、高速道路の交通量は、去年と比べて4割余り増えましたが新型コロナの感染拡大前と比べると1割程度少なくなっています。また新幹線やJRの特急の利用は、過去2番目に少なかった去年の2倍余りに増加したものの、新型コロナの感染拡大前と比べるとおよそ6割となっています。

サンマの深刻な不漁が続く中、北海道根室市の花咲港では18日朝、主力の棒受け網漁の小型船が戻り、初水揚げを行いました。水揚げ量はおよそ260キロと少なく、競りでは高いもので1キロ当たり5万円と去年の5倍以上の価格で取り引きされました。

アメリカの中央銀行にあたるFRB＝連邦準備制度理事会が2回連続で0.75％という異例の利上げを決めた先月の会合の議事録が公表されました。参加者たちがインフレを抑えこむため金融引き締めを強めていけばある時点で利上げペースを緩めることが適切になる可能性があるという認識を共有していたことがわかりました。

アメリカの先月の小売業の売上高は、プラスだった前の月と比べほぼ横ばいの水準となりました。アメリカでは記録的なインフレが続いていて、今後の個人消費の動向が中央銀行にあたるFRB＝連邦準備制度理事会の利上げのペースにどのような影響を与えるか、注目されます。

17日の東京外国為替市場は、アメリカの景気の先行きに対する懸念が和らいだことからドルを買う動きが強まり、円相場は16日と比べて1円以上値下がりしました。

大阪のテーマパーク、USJ＝「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」は、10月下旬から1日券の最高価格を税込みで9800円に引き上げることを明らかにしました。運営会社では繁忙期の混雑を緩和するための措置だとしていて、この価格をその後も維持するかは未定だとしています。

今週のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり169.8円となり、2週ぶりに値下がりしました。

企業の設備投資の先行きを示す、主な機械メーカーのことし4月から6月までの受注額は、コロナ禍での行動制限が解除され、企業の設備投資の意欲が高まったことなどから、前の3か月と比べて8.1％増加し、2期ぶりにプラスとなりました。

17日の東京株式市場は取り引き開始直後から買い注文が広がり、日経平均株価は100円以上値上がりして、2万9000円台を回復しました。日経平均株価が取り引き時間中に2万9000円台となるのは、ことし1月以来、およそ7か月ぶりです。

中国では各地で記録的な暑さが続いていて、内陸部の四川省では電力需給がひっ迫して電力の使用制限が行われ、日系企業の工場の操業が停止するなど影響が広がっています。