政府は、ことしで鉄道の開業から150周年になるのを記念して、額面1000円の銀貨を発行することを決めました。

2日の東京株式市場、日経平均株価は一時、400円以上値下がりしました。アメリカの景気減速への懸念に加えて、ペロシ下院議長が台湾を訪問する見通しだと伝わったことで米中対立への警戒感が広がり、ほぼ全面安の展開となっています。

排出ガスなどで不正なデータを国に提出していた日野自動車は、2日午後4時から記者会見を開き、原因の究明を行っていた特別調査委員会の報告書について小木曽聡社長などが説明すると発表しました。日野自動車ではことし3月、エンジンの排出ガスや燃費に関する不正なデータを国に提出していた問題が発覚して車の生産に必要な認証が取り消された大型や中型のトラックなどを出荷できない状態が続いています。

クレジットカードの利用情報をもとに、消費の動向を指数にする調査で、先月前半は、新型コロナの感染拡大前に比べて5.7％増加したものの、全国的な感染の急拡大により、プラス幅は6月後半に比べて縮小しました。

1日のニューヨーク外国為替市場では、アメリカの景気減速への懸念を背景にドルを売って円を買う動きが出て、円相場は一時、およそ1か月半ぶりに1ドル＝131円台後半まで値上がりしました。

大阪ガスは、アメリカのLNG＝液化天然ガスの基地の火災によって代替調達のコストが膨らんだことなどから、今年度1年間の業績予想について、経常利益を当初の1150億円から460億円へと下方修正しました。

食料品などの値上げが8月も止まりません。都内などで店舗を展開する油そば専門店では690円の油そばが1日から740円に…原材料価格の高騰や円安を受けて、国内の主な食品や飲料のメーカーがことしすでに値上げしたか、今後値上げする予定の商品は累計で1万8000品目を超えたことが民間の信用調査会社の調査でわかりました。月別でみるとことし10月が最も多くなっていて、値上げの動きは秋以降も続く見込みです。

週明けの1日の東京外国為替市場、円相場は小幅に値上がりしました。

航空大手、ANAホールディングスのことし4月から6月までのグループ全体の決算は、旅客需要の回復などで最終的な利益が10億円の黒字となりました。四半期ごとの決算で最終的な利益が黒字となるのは、新型コロナの感染拡大以降、初めてです。

新型コロナの影響で厳しい経営が続くJR西日本は、近畿や中国地方の支社を再編し、大阪と広島の「統括本部」に集約することを明らかにしました。会社では組織再編によって、およそ360人分の人件費の削減につながるとしています。