13日の東京株式市場、株価は値下がりしました。

11日から始まった政府の観光需要の喚起策「全国旅行支援」で、全国およそ5100のホテルや旅館の予約を管理するシステムに予約の処理が集中し、予約情報が処理できない状態が続いているということです。

大手ビールメーカー4社の9月のビール系飲料の販売数量や売り上げは、10 月に行った値上げ前の駆け込み需要を受けて、いずれも去年より大幅に増加しました。

日本とアメリカの企業経営者などが経済面の課題を議論する財界人会議がワシントンで開かれ、アメリカ産のLNG＝液化天然ガスの輸出拡大などを盛り込んだ共同声明を採択して閉幕しました。

企業の間で取り引きされるモノの価格を示す企業物価指数の9月の速報値は、前の年の同じ月と比べて9.7％上昇し、2020年の平均を100とした水準で116.3と過去最高となりました。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻のあとの原油などのエネルギー価格や原材料価格の上昇で、幅広い品目で企業の間の取引価格の値上げが進んでいることが要因です。

富士通とパナソニックの半導体部門が統合してできた「ソシオネクスト」が、東京証券取引所のプライム市場に株式を上場しました。世界的に半導体の重要性が高まる中、12日の終値をもとにした時価総額は1400億円を超え、大型の上場となりました。

12日の東京株式市場は、売り買いが交錯して株価は小幅な値動きとなりました。

アメリカのIT大手、メタは、利用者の目の動きなどをカメラで読み取り、インターネット上の仮想空間＝メタバース上の分身、アバターの表情をよりリアルに近づけることができる、新しいVR端末を発売すると発表しました。

11日のニューヨーク外国為替市場ではアメリカの大幅な利上げ観測を背景に円相場が一時、1ドル＝145円89銭まで値下がりし、政府・日銀が介入を行った9月22日の円安水準に迫りました。

ビジネスに関する訴訟などを専門に扱う裁判所、通称「ビジネス・コート」が全国で初めて東京 目黒区に開設され、11日、業務を開始しました。