10月1日の東京外国為替市場、アメリカの政府機関が一部閉鎖されることを受けて、長期化すれば、経済活動への影響が懸念されるとして、ドルを売る動きが出て、円相場は値上がりしました。

農業に関連した先端技術を紹介する展示会が、千葉市で始まりました。政府がコメの増産にかじを切る方針を示す中、生産性を高めるスマート農業の技術が関心を集めています。

ビール大手の「アサヒグループホールディングス」へのサイバー攻撃の影響で、茨城県守谷市にある会社の国内最大の工場では商品の出荷などができない状態が続いていて、会社は工場に併設する見学施設も10月10日まで休止することを決めました。

1日の東京株式市場、日経平均株価は、一時500円以上値下がりしています。このところの株価の上昇傾向を受けて、国内の機関投資家を中心にこれまでの利益を確定しようという動きが広がり、全面安の展開となっています。

30日のニューヨーク株式市場では製薬や半導体などの銘柄に買い注文が出て、ダウ平均株価は前日から80ドル余り値上がりし最高値を更新しました。

ドイツの大手航空会社、ルフトハンザ航空グループは、デジタル化の推進などによって、2030年までに管理部門で4000人を削減する計画を明らかにしました。

すべての都道府県で最低賃金が時給1000円を超えることになり、小売大手では人員を増やさずに業務の効率化を進めるなど、賃上げできる環境を整える動きが広がっています。

フジテレビの親会社、フジ・メディア・ホールディングスは、収益性の低い事業の整理や保有する資産の売却の検討などを含む経営改革の方針を新たに示しました。

30日の東京外国為替市場は、日銀が30日公表した今月の金融政策決定会合の「主な意見」をきっかけに日銀の追加利上げの観測が広がり、円が買われた結果、円相場は値上がりしました。

経済同友会の発表によりますと、サプリメントをめぐる警察の捜査を受けてサントリーホールディングスの会長を辞任した新浪剛史氏が、代表幹事を辞任しました。本人からの申し出があり、30日、開催の理事会で受理されたということです。新たな代表幹事が選ばれるまでの間、岩井睦雄筆頭副代表幹事が代表幹事の職を代行します。経済同友会は、午後4時半から都内で会見して詳しい内容を説明する予定です。