旅行代金の割り引きが受けられる観光需要の喚起策「全国旅行支援」について、政府は、都道府県に割り当てた予算が続く範囲で、令和5年度も実施する方針です。

暗号資産の交換業大手「FTXトレーディング」が経営破綻した問題で、関東財務局は、会社の日本法人に対し、顧客から預かった資産の返還を円滑に進めるため、顧客の資産を国内で保有するよう命じた行政処分の期間を、3か月延長しました。

東京ディズニーランドなどを運営するオリエンタルランドは、2つのテーマパークでのマスクの着用について、今月13日以降は来園者、従業員ともに個人の判断に委ねる方針を発表しました。

9日の東京株式市場、半導体関連を中心に多くの銘柄に買い注文が出て日経平均株価は5営業日連続で値上がりしました。

脱炭素社会の実現と経済成長の両立をはかるため、二酸化炭素の排出量に応じて、企業などがコストを負担する「カーボンプライシング」の導入などを盛り込んだ法案が、9日の衆議院本会議で審議入りしました。西村経済産業大臣は、世界的に脱炭素をめぐる投資競争が激しくなる中で、日本としても大規模な投資を実現する必要があるとして、法案の意義を強調しました。

ことしの春闘でサッポロビールは、組合側の要求に満額で回答し、5年ぶりのベースアップを行うことで交渉が妥結しました。

参議院予算委員会は、新年度予算案について専門家から意見を聞く公聴会を開き、財政や高齢化の問題について2人が意見を述べました。

日本航空によりますと、9日未明から航空券の購入などに使うウェブサイトがつながりにくいトラブルが起きているということです。会社によりますと、航空券の販売キャンペーンを9日から始めた影響で、アクセスが集中しているとしています。会社は、詳しい状況を確認しているとしています。

日銀は9日から2日間、金融政策決定会合を開き、今の大規模な金融緩和策の効果や影響を議論します。今回は、黒田総裁にとって任期中、最後の会合で、10年にわたる金融緩和策をどう総括し新しい体制に引き継ぐかが焦点となります。

流通大手の「セブン＆アイ・ホールディングス」はグループ再編の一環として、傘下の「イトーヨーカ堂」について店舗数の大幅な削減を盛り込んだ新たな合理化策の案をまとめ、9日に開く取締役会で協議を進める方針です。