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【NY市場】米小売売上高は低調も、方向感乏しい
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14日のNY市場では、ドル円、クロス円ともに下値を切り上げた。
序盤、この日発表された米小売売上高が市場予想よりも悪化したことから、米株式市場は反落して始まったものの、米ミシガン大学消費者信頼感指数が予想に悪化しなかったことから、株式市場は一時的に下げ渋り、円安推移となった。
その後、株式市場が下げ幅を広げ、ダウ平均は300ドル超の下落幅となったことで、ドル円、クロス円ともに押し戻された。
ただ、エネルギー株が買われたことで、昨日と同様に株安は進まず、ダウ平均はS&P500は一時的に下げ幅を消し、再度円売りが強まった。
引け近くになると、株式市場は失速し円安推移も反転した。
◆株式市場に底堅さ、ドル円、クロス円は円安推移 朝方は米小売売上高に対する警戒感から円買いが強まる場面もあったが、米株式市場の下げ渋りを受けて、ドル円は96.05レベルから97.74レベルまで水準を切り上げた。
準政府系や買収絡みのドル買い・円売り観測が出ていた。
クロス円では、ユーロ円が121.34レベルから125.02レベルまで、ポンド円が140.82レベルから146.10レベルまで上昇した。
対主要通貨でポンドを買い戻す動きがあったこともポンド円をサポートした。
ただ、ドル円、クロス円ともに終盤にかけては伸び悩んだ。
◆ポンドに利益確定の買い戻し、ポンドドル堅調 ポンドドルは1.4656レベルから1.4959レベルまで上昇し、この日の高値をつけた。
利益確定のポンド買い戻しが入った。
ただ、終盤に株式市場が失速すると、1.47台後半まで押し戻された。
ユーロドルは1.2611レベルから1.2800付近まで上昇した後、1.2680レベルまで反落した。
この日、リード上院議員は250億ドル規模の自動車産業の救済法案や失業手当給付金の拡大など月曜日に議会で取り上げると述べた。
来週の早い段階で、これらの法案に対する投票手続きを望むとも語った。
ただ、共和党の支持は確実ではないとも付け加えた。

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