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【ロンドン市場】 イベントリスクで円買い戻し強まる
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14日のロンドン市場は、きのう急反発したNY株式市場の動向や、週末の金融サミットを前に、調整の動きが中心。
朝方はきのう上昇したユーロに売りが先行。
きょう発表されたユーロ圏GDPの結果発表を前に、調整の動きが出ていたようだ。
ただ、ユーロ圏GDPは大きな動きには繋がらなかった。
その後、NY勢参加を前に、急速に円買いの動きが出て、ドル円、クロス円に急速に売りが強まった。
◆ユーロ圏リセッション入り確認も反応は限定的 ユーロ圏の第3四半期GDPは前期比-0.2%と2四半期連続のマイナス成長となり、ユーロ圏のリセッションが確認された格好となった。
昨日のドイツのGDPの結果から、ある程度予想されていたことではあることから、大きな反応はなかった。
この結果を警戒して、朝方、調整売りが出ていたユーロは発表後、戻す展開となった。
◆NY勢参加前に円買いの動き NY勢参加の前に、ドル円、クロス円に突如売りが強まった。
発言や噂など特に材料らしきものは無く、NY時間に発表の米小売売上高や、株式市場を控えて、きのうの棒上げからの調整が出ていたのかもしれない。
アジア系中銀やスイス系からのまとまった売りが出たとの観測も出ていた。
ドル円は、96円台後半に、日本の準政府系の買いオーダーなどが観測され、97円近辺での値動きが続いていたが、それをブレイク、ストップを巻き込む形で、96.30近辺まで下落。
ユーロ円、ポンド円も同様に下落していた。

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