スポンサーリンク |
【東京市場】円高水準での取引、戻り鈍い
- 記事詳細
-
13日東京市場は前日と同パターンの値動きだった。
前日の海外市場でNY株式が続落、リスク資産を 売却する動きが広がった。
11日はユーロドルが 大幅安となるなどドル買いの動きを伴ってクロス円 が下落したが、12日はドル円が98円台から95円台 へと大きく値を下げる形で、円高が進行していた。
原油先物も続落、スパイラル的なリスク資産売却の 動きとなっていた。
13日東京市場は早朝に円高が強まった。
ドル円は 一時94.50割れの水準まで下値を広げた。
ユーロ円は117円台後半、ポンド円は140円台前半の 安値を付けた。
日経平均は寄り付きから軟調で、 一時500超と下げ幅を拡大したが、為替市場では 円高の調整が進んだ。
ドル円は96円乗せ、ユーロ円は120円乗せ、 ポンド円は143円台後半へと反発した。
しかし、午後にアジア株に売りが強まったことから 再び円高圧力が台頭していった。
ドル円は96円台に2回乗せたものの跳ね返され、 上値が重かった。
ユーロドルは1.24台後半、ポンドドルは1.49挟みの 狭いレンジでの取引が続いた。
全般に、ほぼ前日の東京市場と同様の値動きだった。
◆豪中銀、豪ドル買い介入を確認 12日の海外市場で豪ドル買い介入の観測がでていた。
さらに、13日に豪中銀が介入を確認する声明を 発表した。
しかし、東京市場での豪ドル買いの動きは 突出したものでは無く、他の主要通貨と同様の ショートカバーの動きが中心だった。
介入の効果ははっきりしなかった。
◆NY原油先物、時間外取引で55ドル割れ NY原油先物は時間外取引で55ドルを割り込み、 54.70レベルの安値を付けた。
54ドル台での取引は07年1月30日以来。
◆日経平均、500円超下げる場面も 日経平均は終日軟調な展開で、一時500円超の大幅安 となった。
引け際も売りが優勢で456.87円安で取引を終えた。
早朝にインテルが第4四半期業績見通しを引き下げると 米株価指数先物が急落、アジア市場全般に地合いを悪化させた。
トヨタが5%安となるなど主力株が下げた。

スポンサーリンク |