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中国の景気対策を巡る2つの話題について考える
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中国政府が発表した総額4兆元(約57兆円)の景気対策が、2つの点で話題となっています。
1つは、景気対策の規模が、真水では総額の3分の1程度ではないかと疑問視されていること。
もう1つは、中国政府が景気対策を実施することで、米国債の価格が暴落するのでは?という危惧です。
景気対策に関する中国政府の発表では、景気対策として、低価格住宅の建設や農村の基盤整備など10項目があげられています。
ただ、事業内容が具体的でないため、景気対策として発表されたものは、既存の5カ年計画で実施が既に予定されていたものが、かなり多く含まれている、との指摘があります。
たとえば四川大地震の復旧事業などは、景気対策の有無に関わらず実施される予定でしたが、これが景気対策の1つとしてカウントされている可能性があるということです。

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