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【東京市場】円高水準での往来相場
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12日の東京市場は円高水準での往来相場だった。
11日の海外市場でNY株式が軟調だったことを受け、 リスク資産を売却する動きが広がった。
原油先物が前日比5%超下落、為替市場では 主にクロス円が売られ、ドル円以外の主要通貨 に対してドルが買われた。
ベテランズデーにより北米市場の参加者が 限定されたことも値動きを大きくした。
ユーロ円が125円近辺から122円割れまで売られた。
ユーロドルも1.27台から1.25台へと下落した。
ドル円は97円台での上下動だった。
明けて12日の東京市場早朝に、一段と円買いが 強まる場面があった。
ドル円は97円台前半、 ユーロ円121円台前半、ポンド円149円近辺と 海外市場からの安値を更新した。
ただ、日経平均の取引が軟調に始まるも 仲値需要や投信関連の円売りに早朝の下げ幅を 押し戻された。
ドル円は98円手前、ユーロ円は 213円近辺、ポンド円は151円台前半の戻り高値 を付ける動きとなった。
その後は、アジア株が全般に軟調だったことで 円高圧力も根強く、レンジ内での揉み合いが 続いた。
◆NY原油先物、一時58ドル台後半へ軟化 NY原油先物は時間外取引で一段安となり58.60レベルの安値をつけた。
11日の海外市場ではIEAが経済減速による来年の原油需要見通しを 下方修正する可能性が高いとの報道に売りが強まり、 NY通常取引は前日比約5%安の59.33で取引を終了していた。
60ドル割れの水準は07年3月以来。

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