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「失われた10年」の教訓(FINANCIAL TIMES)
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- バブル崩壊後の銀行危機の際、日本は米国から散々“助言”を受けた。 ところが最近の米国の金融危機で、立場が一転した。 米国は、日本の「失われた10年」の教訓を生かせるか。 10年前、米政府高官が定期的に来日しては、銀行危機への対処法を説いていった。1998年当時の日本は、資産価格の崩壊を受けた経済停滞と金融界の激震に見舞われていた。 米政界やウォール街の大物の多くは自分たちは金融混乱の対処法を知っていると思っていた。米国は80年代の終わりに、S&L(貯蓄金融機関)を中心とした銀行危機を経験したばかりだったからだ。 「ラリー・サマーズ(当時の米財務長官)らが日本に飛んできては、『こうしろ!』と言ってきた」。

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