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G7声明のポイント(IMFの役割)
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G7金融当局は、国際金融の安定を確保するためのIMF の重要な役割を改めて確認し、以下に示すIMF 改革の大きな進展を支持している。
●クォータとボイスの改革についての合意 この合意は、低所得国の発言力を増大させつつ、新興市場国を中心とするダイナミックな国々の世界経済における比重が拡大していることを捉えた重要な一歩と考えている。
●為替レートを含むサーベイランスの新しい枠組み ●IMF財政の改善 年間1 億ドルの歳出削減を含む、IMF財政の改善は、IMFを持続可能なものにする方策として歓迎している。
IMFは予算規律の維持が必要である。
保有金の一部の売却収入による投資プールの創設を含む新たな歳入源を確保したことを支持している。
こうした重要な改革は、IMF の正統性、実効性、信頼性を向上させるであろう。
開かれた貿易・投資体制を維持することは、世界経済の繁栄を実現し、保護主義と闘う上で決定的に重要である。
ドーハ開発ラウンドの成功裡の妥結がすぐにでも必要であることを強調したい。
また、投資の開放性に関するOECD の作業、及び、10 月の総会までにSWF の最良慣行(ベスト・プラクティス)を策定するとするIMF のコミットメントを賞賛する。
アブダビ、シンガポール、米国により提示された政策原則は、これらのプロセスに対する有益な情報となるだろう。

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