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発行日時: 2008-11-10 22:08

【ロンドン市場】株堅調で欧州通貨買い・円安の動き

記事詳細
週明け10日のロンドン市場は欧州通貨買い・円売りの動きが優勢となった。
中国の4兆元(約57兆円)に達する大規模な景気刺激策の発表で、株価が 上昇する中、欧州通貨にも買い戻しが入った。
その様な中、ユーロ円、ポンド 円といったクロス円も上昇した。
今回の中国のように世界各国の政策期待が 高まる中、先週までのネガティブな雰囲気は、若干後退していた。
後半には、AIGの予想を下回る決算や米家電量販店の破たんのニュースが 飛び込んできたことから、株価も伸び悩み、欧州通貨も上値を抑えられた ものの、底堅い動きが続いた。
◆ユーロ買い優勢 オーストリア中銀総裁発言も買い誘う 序盤はユーロドルは売りも見られ、一時1.28を割り込む場面も見られた。
ただ、欧州株が続伸して始まると、下げ幅を縮小、株価が堅調に推移する中、 ストップを巻き込んで上昇、1.29台を回復している。
ノボトニー・オーストリア 中銀総裁が「ドルの対ユーロ高はいずれへ鈍化するだろう」と述べたことも ユーロ買いを誘った面も。
◆ECB、インフレ警戒姿勢崩さず追加利下げ示唆 景気の先行き懸念が強い状況下でも、ECBは自らの責務であるインフレ 警戒の姿勢は崩していない。
トリシェECB総裁は新聞のインタビューで、 ECBの戦略は何も変化していないと述べている。
ただ、一方で、金融市場 の不安定な状態が継続しており、それが実体経済へ波及していることも 認めており、景気に配慮した利下げの可能性は示唆していた。
ノボトニー・ オーストリア中銀総裁も「インフレは鈍化したとはいえ、2%を超えている」 と述べる一方で、「利下げの余地はまだある」と追加利下げの可能性を 示唆していた。
英中銀は前回の金融政策でインフレ警戒を完全に解いた 印象もあるが、ECBはなかなかそうも行かないようだ。
ECBらしいとも言 えるが。
◆ドル円買い戻しも、99円台半ばには輸出企業の売り観測も クロス円が上昇する中、ドル円も堅調な動きが続いた。
一時レジスタンス となっていた東京時間の高値99.30近辺を突破したが、99.50水準には上値 を抑えられている。
99.50を超えると100円に向けて日本の輸出企業などの 実需のまとまった売りが観測されていた。
目先は100円台に戻せるかどうか。
11月初旬のリバウンド局面の時には、完全回復とは行かず、簡単には行 きそうもないが、今回はどうか、この後のNY市場の動きが注目される。
◆ポンドも堅調な動き 弱い英PPIには反応なし 欧州通貨の買い戻しの動きから、ポンドも堅調に推移した。
ポンド円は一時 157円台を回復する場面も見られた。
きょう発表になった英生産者物価(PPI)は予想を下回る内容だったが、 反応は今のところ限定的となっている。
先週の政策金利変更の際の英中 銀の声明でも、インフレは緩和傾向にあり、インフレ目標を下回るリスクま で指摘している。
市場は弱いインフレ指標は既に織り込み済みのようだ。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=616385f170f5b4a6d3fc54375bd4f024 【ロンドン市場】株堅調で欧州通貨買い・円安の動きへの外部リンク
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